研究課題/領域番号 |
18591927
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
福島 美紀子 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 准教授 (10284770)
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研究分担者 |
越山 靖夫 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 助教 (40372784)
谷原 秀信 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (60217148)
伊藤 康裕 熊本大学, 医学部附属病院, 助手 (70380996)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,920千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 再生医学 / 移植・再生医療 / 細胞・組織 |
研究概要 |
自己網膜幹移植細胞の分化や侵入生着に影響を与える宿主網膜の生理活性分子に着目して、移植後の宿主網膜環境因子の変化を解析し、その反応の制御機構を遺伝子発現レベルで明らかにし、さらにそれらの分子メカニズムを踏まえ、自己網膜幹細胞移植に有利な網膜環境を制御する手技の開発を行なうことを目的に以下のことを明らかにした。 1.網膜前駆細胞の探索 (1)毛様体由来網膜幹細胞の単離 成体マウス毛様体組織よりsphere法を用いて、神経前駆細胞を単離した。さらに分化条件にて、網膜固有細胞への分化を得た。 (2)網膜前駆細胞の増殖に関わるシグナルの解析 Wnt3a添加によりFGFによるsphere径の増加能、2次sphere形成能の相乗効果が認められた。 (3)網膜幹細胞分化に関するシグナルの解析 マウス幼若網膜よりsphere法にて得られた網膜前駆細胞の分化をルシフェラーゼアッセイを用いて解析した。IL-6、BMPともにグリア分化に関わるGFAPの転写活性を認め、相乗効果が明らかになった。 2.網膜前駆細胞の傷害網膜移植得られた網膜前駆細胞の網膜への生着をみた。 3.傷害網膜におけるシグナルの探索 (1)NMDA傷害網膜における分子機構 抗酸化作用を持つThioredoxinの神経保護作用のメカニズムをNMDA傷害網膜において明らかにした。 (2)虚血再潅流傷害網膜における分子機構 HMG-CoA還元酵素阻害薬ピタバスタチンの神経保護作用のメカニズムを網膜虚血再潅流傷害モデルにおいて明らかにした。 (3)レーザー誘発眼内新生血管モデルにおける分子機構 実験動物を用いたレーザー誘発眼内新生血管モデル実験でピタバスタチン投与によりCNV発生の抑制効果が観察された。
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