研究課題/領域番号 |
18591939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
山木 邦比古 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20125751)
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研究分担者 |
亀谷 修平 日本医科大学, 医学部, 講師 (30302269)
後藤 陽子 日本医科大学, 医学部, 講師 (80277524)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,610千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | VKH disease / TCR / 特異抗体 / VKHdisease / 特異的免疫反応 / 樹状細胞 / 特異的抗体 |
研究概要 |
今年度は当初以下実験を目的とした。(1)健常正常人と原田病患者末梢血T cellとの反応性の差を検討する。また上記抗体作製方法では正常健常人T cell(TCR)との交差反応を完全に抑制することは不可能であり、原田病特異的TCR抗原とこれに特異的に反応する抗体の作製方法の実験を開始する。結果としては抗体が作製された後の交差反応吸収は不可能であった。抗体を作製する前の段階でVKH特異的クローンと正常人に共通するクローンを分離し、免疫しなければならにことが判明した。現在特異的クローンのみを選び出す作業を行っている。これはTCRをRT-PCR・SSCPとsequencingにて特定することによって行っている。約50%のク-ローンについてこの作業を終了した。また既に報告されているregulatory dendritic cellを樹立する方法に従って行った場合には少量ではあるが、抗原刺激と強力なサイトカイン刺激下ではstimulatory dendritic cellへと転化してしまい危険である。このため更に安定的にregulatory dendritic cellの状態を保てるような転化方法を検討する。結果IL-10によって誘導されたregulatory dendritic cellはcell varivilityが悪く、増殖が十分ではなく、また培養によって容易にapoptosisを生じた。様々なサイトカインとinducibleな増殖因子遺伝子導入を行い検討中である。(2)更に眼内抗原提示細胞の同定と抗原提示過程の可能性について検討した。これについては冊子体にて成果を纏めた。
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