研究課題/領域番号 |
18591955
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田尻 達郎 九州大学, 医学研究院, 准教授 (80304806)
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研究分担者 |
田口 智章 九州大学, 医学研究院, 教授 (20197247)
居石 克夫 九州大学, 医学研究院, 教授 (70108710)
米満 吉和 千葉大学, 医学研究院, 客員教授 (40315065)
木下 義晶 九州大学, 医学研究院, 助教講師 (80345529)
水田 祥代 九州大学, 大学病院, 教授 (30038856)
竜田 恭介 九州大学, 大学病院, 医員 (10380445)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,040千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 小児腫瘍 / 免疫療法 / 遺伝子治療 / 樹状細胞 / センダイウィルスベクター / 神経芽腫 / センダイウィルス / 先天性横隔膜ヘルニア / 胎児治療 / 肺低形成 / 肺発達 |
研究概要 |
神経芽腫に対する外科療法と併用した樹状細胞治療の開発を目的に、前臨床試験としてマウス皮下担癌モデルにおいて、センダイウイルスベクター導入樹状細胞(SeV/DC)は有意に腫瘍増殖を抑制し、さらにSeVに搭載する遺伝子としてIFN-βを用いること、また放射線療法の併用療法で抗腫瘍効果が増強することを確認した。さらに、新たな知見として、放射線前照射によりSeV/DCが誘導する抗腫瘍免疫は、CTL活性を増強し長期メモリーを成立させることが分かった。また、抗腫瘍効果を担う主な免疫細胞は、原発巣の縮小にはCD4陽性T細胞が、再移植時にはCD8陽性T細胞が重要であることが示唆された。現在、臨床研究のプロトコールを作成中である。
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