研究課題/領域番号 |
18591981
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
青木 克憲 浜松医科大学, 医学部, 教授 (20124927)
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研究分担者 |
間賀田 泰寛 浜松医科大学, 光量子医学研究センター, 教授 (20209399)
吉野 篤人 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00262816)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,980千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | dysoxia / ショック / 組織酸素分圧 / Pd-porphrin / エンドトキシン / 動静脈シャント / 腸管 / 酸素代謝 / P.d-porphrin |
研究概要 |
tissue dysoxiaの代表的な病態である感染性ショックを実験的に作成し、その病態解析の一手段として、腸管漿膜のtissue dysoxiaについて画像解析が可能か否か検討した。対象は日本白色ウサギを実験動物20羽とした。全身麻酔後、気管切開、自発呼吸下、耳静脈・内頸静脈・内頚動脈にカテーテルを挿入し、開腹後、回腸腔内二酸化炭素分圧の測定、回腸静脈へのカテーテル挿入、クラーク型酸素電極による回腸漿膜酸素分圧(PtO2)の測定を完了後、静脈路からLPS(Escherichia coli-055: B5, DIFCO Lab.)1mg/kgを投与した。次に、Palladium-Porphine静注による画像解析的生体酸素濃度測定装置(Oxy Map System)にて、回腸漿膜酸素濃度分布を経時的に解析した。この結果、エンドキシン投与により、回腸測定部位の酸素摂取率(O2ER)の低下、組織酸素分圧(PtO2)の低下、およびシャント量(O2Gap)の増加が見られた。同時に得られた回腸漿膜の酸素濃度に関する画像解析では、酸素分圧の分布異常が見られ、その不均一分布とシャント様効果の間に関連が見られた。エンドトキシンショックモデルにおけるtissue dysoxiaは、負の酸素分圧組織静脈較差によるものであり、そのメカニズムとして、組織中における毛細血管間の酸素分圧の不均一性が考えられた。今後、種々の治療的手段の検証が、Pd-porphyrin phosphorescenceによる酸素代謝の画像的解析により、可能となることが明らかとなった。
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