研究課題/領域番号 |
18592215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(金沢医療センター臨床研究部) (2007) 金沢大学 (2006) |
研究代表者 |
能崎 晋一 独立行政法人国立病院機構金沢医療センター臨床研究部, 金沢医療センター臨床研究部, 研究員 (10283110)
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研究分担者 |
山本 悦秀 金沢大学, 医学系研究科, 教授 (00092445)
川尻 秀一 金沢大学, 医学系研究科, 助教 (30291371)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / uPA / ..uPAR / RNA干渉 / siRNA / がん浸潤 / 口腔扁平上皮 / uPAR |
研究概要 |
これまでの系統学的検討から口腔癌の悪性化には様々な遺伝子の過剰発現が関与し、れら遺伝子の一部はがん補助療法の標的になりうることを報告してきた。特に、ウロキナーゼ型ブラスミノーゲンアクチベーター(uPA)システムが口腔癌の浸潤・転移に深く関与していることを見いだし、そのシステムががん補助療法の標的になる可能性を明らかにした。そして、uPAシステムに対するアンチセンスDNAを用いた検討ではuPA受容体(uPAR)が口腔癌の治療標的になりうる事を報告した。 近年、更なる制御機構の解明につながるものとしてsiRNAを用いることの重要性が増してきている。昨年度は、uPARのsiRNAを用いて口腔癌の初期浸潤が抑制されることを見い出した。今回、この初期浸潤抑制機構に関わる因子について検討した。 口腔扁平上皮癌細胞株OSC-19細胞にuPARのsiRNAを40nMの濃度で導入し、uPAR mRMの発現を減弱させた。この細胞ではuPA活性は明らかに低下しており、Maspin等のserin protease inhibitorの発現に変化は認められなかった。これらのことから、uPARの発現を阻止することでuPA活性が減弱し、口腔癌の初期浸潤が抑制されると考えられた。 uPAR遺伝子を標的としたsiRNAにより、口腔癌初期浸潤の抑制効果が認められたことから、siRNAを用いた uPARを分子標的とするがん補助治療の可能性が深まったと考えられた。
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