研究課題
基盤研究(C)
本研究では, 齲蝕原性細菌レベルと齲蝕経験との間には有意な関連性は認められたが, 唾液中フッ素(F)イオンと齲蝕経験および齲蝕原性細菌との関連性は認められなかった。一方, 親の仕上げ磨きの頻度と唾液中Fイオン濃度との関連性が認められ, 唾液中Fと口腔衛生習慣との関連性が確認された。しかし, 幼児の平衡時唾液中Fイオン濃度は歯の脱灰抑制・再石灰化が期待できる濃度には至っておらず, フッ化物製剤の積極的な応用プログラムの作成が必要と考えた。
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小児歯科学雑誌 44
ページ: 212-212