研究課題/領域番号 |
18592260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
荒川 真一 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 助教 (20302888)
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研究分担者 |
小田 茂 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (70160869)
梅田 誠 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (90193937)
野口 和行 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助手 (90218298)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,220千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 720千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 歯周病原細菌 / 抗体価 / 歯肉溝滲出液 / Tannerella forsythia / FDF / 歯周炎 / 細胞障害 / 歯周病 / NAD-linked reductase / IL-8 / ミトコンドリア / 酸化的膜電位 / forsythia detaching factor(FDF) / Tannerella forsythta / NAD-linded reductase / forsythia detaching factor (FDF) |
研究概要 |
歯周病原細菌Tannerella forsythiaの病原因子である細胞剥離因子(forsythia detaching factor : FDF)は、接着細胞を剥離する活性があり、さらに細胞内でIL-8の産生を促進した。従って、歯周組織に炎症を誘導し歯周炎を発症・進行させる病原因子として重要であると考えられる。また臨床的には、歯周炎患者の歯周ポケットに於ける歯肉溝滲出液(GCF)中の坑FDF抗体レベル(単位GCF当たりの抗体濃度)は健常者と比較して有意に高い値を示した. さらに歯周炎患者群において, 健常部位と歯周炎罹患部位の抗体レベルを比較すると, 前者で有意な高値を示した. CRの結果から, 歯周炎罹患部位ではfdfが検出される割合が高, 一方抗体レベルは低い結果が得られた. GCF中の坑FDF抗体レベルの測定は比較的簡便であり, 将来的には的確な診断・予後の判定に有用なツールの一つとなる可能性が示唆された。
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