研究課題/領域番号 |
18592273
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
田中 昭男 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (10121823)
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研究分担者 |
富永 和也 大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (80278572)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,820千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 歯学 / 再生医学 / 病理学 / 細胞・組織 / 生体分子 / 細胞 / 組織 |
研究概要 |
ラット背部皮下に硬組織が形成されるペプチドの至適条件は7.5〜15mg/mL濃度で接種7〜14日後であった。電験的には粗面小胞体やミトコンドリアの豊富な細胞がみられた。また、新タイプのエムドゲイン[○!R]ゲル0.3mLをラット背部皮下に注射した結果、病理組織学的には約7日で好酸性非定型物質と多数の単核球がみられた。14日後には少量の好酸性非定型物質は残存し、単核球と線維芽細胞が増生し、好酸球が散見された。しかし、硬組織形成については確認できなかった。ヒト歯根膜由来線維芽細胞(HPdLF)に対するペプチドの影響については培養7日後にalkaline hosphatase活性は1日後と比較して、8倍に上昇した。また、HPdLFにペプチド100ng/mLを添加し、培養1日後と3日後のtotal RNAを抽出し、cDNAに逆転写しマイクロアレイ解析を行った。その結果、1日と比較して3日でbone morphogenetic protein receptor, type1A (BMPR1A)のmRNAが34.18倍、BMP4では1.97倍、osteonectinでは1.55倍、BMPR1Bでは1.97倍、それぞれ増加した。しかし、fibroblast growth factor receptor-like protein1(FGFRL1)のmRNAは1/25に減少した。ペプチドに対する組織反応では硬組織の形成が観察され、in vitroの実験では骨の形成に関与するBMPR1AのmRNAが高率に増加し、FGFRL1のそれが高率に減少した。このことはペプチドがHPdLFを硬組職形成に誘導することを示唆している。
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