研究課題/領域番号 |
18592286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 奥羽大学 |
研究代表者 |
清浦 有祐 奥羽大学, 歯学部, 教授 (90194951)
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研究分担者 |
阿部 行洋 奥羽大学, 歯学部, 助手 (40405965)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | Candida albicans / interleukin-6 / Porphyromonas gingivalis / Tannerella forsythia / 高齢者 / 歯周病原性細菌 / 嚥下性肺炎 / 術後肺炎 / 誤嚥性肺炎 / 口腔微生物 / 口腔ケア / Treponema denticola / 炎症性サイトカイン / IL-6 |
研究概要 |
食道癌患者術後肺炎発症における口腔微生物の関与を調べた。その結果、歯周病原性細菌が肺組織中に移行して肺炎を起こす菌になる可能性が示唆された。さらに、歯周病原性細菌の2菌種を同時にマウスの肺に感染させると単独感染よりも強い炎症症状をおこすことを認めた。また、高齢者の口腔内に常在するCandida albicans が術後肺炎を起こす可能性を検討するために、マウスの感染実験をおこなった。その結果、歯周病原性細菌よりも強い炎症反応が病理組織所見で確認できた。この結果から、高齢者の口腔内の C.albicans は術後肺炎の原因菌となる可能性が高いことが示唆された。
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