研究課題/領域番号 |
18592374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
結城 瑛子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (90310474)
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研究分担者 |
松浦 信夫 聖徳大学, 人文学部, 教授 (50002332)
齋藤 好子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (80279877)
廣瀬 里美 (鈴木 里美) 横浜市立大学, 医学部, 助手 (70405017)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 肥満防止 / 食行動 / 質問紙 / 肥満児 / 学校保健 / 肥満予防 / 質問表 / 子ども / 肥満 |
研究概要 |
1.研究開始当初の背景 近年わが国において肥満の子どもが増加し、その予防が小児保健上重要な課題となっている。 2.研究の目的 研究者らは、小児肥満の背景となる要因を明らかにするために、母子食行動と肥満との関連の研究に取り組んできた。肥満児ではその母も肥満者が有意に多く、食行動も類似していた。また、肥満の原因を母子共に体質にあると考えていること等が明らかとなった。本研究では子どもへの肥満予防対策の一環として、学校・病院等で食行動質問表を活用しその結果を子ども自身に画面上でグラフ化させ、自身の食行動の傾向を自覚・改善させることをねらいとした画像ツールと指導マニアルの開発を目的として取り組むものである。 3.研究の方法・成果 本研究は子どもの肥満予防対策として、視覚的により理解しやすい媒体としてコンピューター画面上で回答する「食行動質問表を活用した肥満予防対策画像ツール(音声あり・音声なしの2方法)の開発」を目的としたものである。従来の紙媒体の質問紙ではできなかった、回答結果をグラフ化し直ちに画面に表示できるため、その場で自己の食行動を認識できるようになった。また、そのグラフを用いて学校等の保健室、企業の健康管理室、保健センター、クリニック等での保健指導に活用できる等の有用性がある媒体である。プログラム開発をNTT-アドバンステクノロジー社に依頼し、担当者とともに、画像ツールの開発に必要な仕様・操作画面等について複数回の検討を重ね、「食行動質問表を用いた肥満予防対策画像ツール(音声あり・音声なしの2方法)の開発をおこなった。現在、試行受け入れ施設は学校(中学校・高等学校・大学)の保健室3箇所、企業の健康管理センター1箇所、クリニック1箇所である。引き続き試行を継続していく。
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