研究課題/領域番号 |
18592381
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
藤田 淳子 京都府立医科大学, 医学部, 准教授 (00259433)
|
研究分担者 |
福録 恵子 (福録 惠子) 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90363994)
山田 京子 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (10269772)
小松 光代 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (20290223)
雀部 繭美 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (40321070)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
2,150千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 日常生活行動 / 身体活動量 / 介護者 / 介助技術 / 疲労度 / 歩行数 / 脳血管障害 / 生活行動 / 生活活動量 / ADL / 要介護者 / 生活行動量 / 介助方法 / 自立 |
研究概要 |
本研究は、脳血管障害により要介護となった対象(介護保険による認定、要介護2から4)の介護を在宅で行っている家族(介護者)を対象に、介護者の日常生活行動、生活の活動量および疲労度を調査し、介護者の生活行動 への介入を行うことで、要介護者の自立度を高めることを目的とする。また、同時に介助者の介助技術の実態を調査し、対象の運動機能と介護環境に応じた介助技術の指導が行えることを目的とする。 調査の対象は脳梗塞、パーキンソン氏病の要介護者を介護する介護者5名である。方法は、要介護者の自立度に影響する要因として、介助方法と生活行動、身体活動量(ライフコーダ、アクトライザ、社会生活時間調査)を1週間調査した。その結果、介護に要する時間は平均79±31.5であったが、この時間以外にも他の行動と同時に見守りの時間が多かった。介護時間があることにより、買い物、自由時間が短くなっていた。歩行数と運動強度からみた生活活動量は日本人の平均と変わらなかった。しかし、運動としての活動時間は確保されていなかった。介護者の行う介護方法は様々であり、最適な方法であるとの自信をもっている者は少なかった。身体活動および介助方法と疲労度に関連が見られた。生活行動、および介助技術について支援をすることで、生活行動に変化が見られたが、それが要介護者の自立度に影響する点については検討できなかった。本研究で介護者の日常生活における活動量、運動、疲労感との関連が示された点については意義深いと考える。今後、症例数を増やすこと、介入によって、生活行動の変化、活動量を高めること、およびそれらが要介護者の自立度に影響する事を検討していく必要がある。
|