研究課題/領域番号 |
18592384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
工藤 美子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (40234455)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,270千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 看護学 / 行動変容 / コンドーム使用 / 健康行動 / 安全な性行動 / HIV感染症 / 感染症 / 青年期 / 健康教育 / 性行動 |
研究概要 |
本研究は、Information-Motivation-Behavioral Skill Model(IMBモデル)を基盤に、青年期男女がHIV感染に対する予防行動を実行できる教育プログラムを開発し、プログラムの効果を明らかにすることを目的としている。開発した教育プログラムは、性交渉の際にコンドームを使用することを決定し、正しく装着できる内容を含み、2セッションからなる。2セッションは、小集団を対象に異なる2日間で実施する。小集団は、同性の仲間同士の構成とし、10人を超えない集団とした。この教育プログラムによる効果を測定するために、便宜的サンプルを用いた準実験研究を計画した。研究対象は、10代後半から20代前半の男女であり、研究参加に同意した男女とした。調査項目は、基本属性の他、HIV/STD関連知識、避妊法や性交渉に対する態度、妊娠やHIV/STD感染に対するリスク認知、コンドーム使用提案時の反応予測、コンドーム使用に対する自己効力感といった心理社会的要因と、性交渉の有無やコンドーム使用に関する行動である。調査は、プログラム実施前、直後、実施後1、3ヶ月に行った。本研究は、本学の研究倫理委員会の承認を得ている。教育プログラムは、19グループ、男性37人、女性57人に実施した。対象の平均年齢は、16.8±1.6歳であった。3回の調査すべてに回答したもの28人を分析した結果、性行動ならびにコンドームや膣外射精の使用などの行動は、プログラム実施前と後での有意差は認められなかった。しかし、知識ならびにコンドーム使用の自己効力感の得点は、実施直後、実施後1ヶ月、3ヶ月ともに、プログラム実施前より有意に高かった。開発した教育プログラムは、行動を変えるまでには至らなかったが、知識や自己効力感を変化させることができた。
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