研究課題/領域番号 |
18592409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 順天堂大学 (2007-2009) 筑波大学 (2006) |
研究代表者 |
上野 恭子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (50159349)
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研究分担者 |
西川 浩昭 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (30208160)
栗原 加代 茨城キリスト教大学, 看護学部, 講師 (40382816)
山川 百合子 (山川 百合) 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 講師 (40381420)
岡本 隆寛 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (60331394)
小谷野 康子 順天堂大学, 医療看護学部, 講師 (50307120)
立石 彩美 順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (00514861)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,950千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 精神看護学 / 共感 / うつ病 / 看護師-患者関係 / 共感的援助 / 測定用具開発 / 看護師 / うつ病患者 / うつ / 臨床的共感 / うつ病・うつ状態 / 患者-看護師関係 / 面接法 / M-GTA |
研究概要 |
抑うつ状態が強い患者は、他者への関心が希薄であり、看護師との共感体験はなかった。看護師の共感性の程度を「共感的援助技術測定尺度」で測定したところ、抑うつ状態の患者に対する共感は、他の患者の時に比べて有意に低かった。共感技術モデルでは、看護師の不安に対する防衛の強さが共感的援助に影響していた。共感的援助の低さは、抑うつ状態の患者の反応の乏しさが看護師の不安を引き起こすためと示唆された。看護師の精神的な保護と抑うつ状態に関する具体的な知識の普及、患者と距離をとるという意味の再考が必要であろう。
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