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看護施設における後期高齢糖尿病患者の自己管理支援に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18592453
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地域・老年看護学
研究機関沖縄県立看護大学

研究代表者

野口 美和子  沖縄県立看護大学, 大学院・保健看護学研究科, 教授 (10070682)

研究分担者 小野 幸子  岐阜県立看護大学, 教授 (70204237)
大湾 明美  沖縄県立看護大学, 大学院・保健看護学研究科, 教授 (80185404)
内海 香子  自治医科大学, 講師 (90261362)
磯見 智恵  福井大学, 講師 (40334841)
麻生 佳愛  福井大学, 助教 (80362036)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,330千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード後期高齢者 / 糖尿病 / 自己管理 / 看護
研究概要

本研究の目的は、看護施設における後期高齢糖尿病患者の自己管理支援について明らかにし、高齢糖尿病患者をケアする看護施設における看護職の研修項目をまとめることである。
研究計画は、看護施設の看護者を対象に、後期高齢糖尿病患者の自己管理の支援の実際について、面接調査票による半構成的な面接調査を行った。その分析結果を踏まえ、専門家会議を開催し、看護職へ向けての研修項目を検討することであった。
面接調査は、31人の看護職者から62人の後期高齢糖尿病患者の自己管理支援についてのデータ(高齢者の自己管理上の問題、その支援状況、支援上の困難)を整理分析した。
専門家会議は2回開催した。第1回専門家会議では、面接調査の結果を提示し、専門家の意見を加え、支援課題を導いた。支援課題として、「生活の活性化」、「リズムのある生活の実現」、「自尊心・心の支援」、「治療のマイルド性の実現」、「コントロールの目標設定・評価」があげられた。第2回専門家会議では、面接調査の結果と前回の専門家会議の意見から研修項目(案)を提示し、専門家の意見を求めた。意見として、「生活の活性化、リズムのある生活の実現のためのケア」、「自尊心を保つケア」、「生きる力に働きかけるケア」、「不安のファイルを開かないケア」、「強さを活かすケア」、「脳が喜ぶケア」、「脳と生きがいへのケア優先」、「優先順位に個別性を認めるケア」、「個別的な楽しみのケア」、「自由選択による失敗からの学び」、「事例で積み上げる学習」があがった。それを大きくまとめ、「脳に働きかけるケア」という学習内容と「個別性を重視した事例学習」という学習方法が導かれた。
以上の結果に基づき、「後期高齢糖尿病患者の支援のための研修プログラムコアモデル(案)」による研修会を沖縄県A地区の高齢者の糖尿病管理に携わっている保健医療福祉職を対象に開催予定である。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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