研究課題/領域番号 |
18601001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
「総合的な学習」のカリキュラム開発
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
玉井 康之 北海道教育大学, 北海道教育大学・教育学部, 教授 (60227262)
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研究分担者 |
高嶋 幸男 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (70150654)
倉賀野 志郎 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (40113667)
今泉 博 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (20400054)
二宮 信一 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80382555)
川前 あゆみ 北海道教育大学, 教育学部, 講師 (50321237)
廣田 健 北海道教育大学, 教育学部, 助教授 (30374755)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,650千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 地域づくり / 地域探究 / コミュニティスクール / 郷土の誇り / 愛郷心 / 公共意識 / 道徳性 / 総合的な学習 / 郷士の誇り / 調査学習 / 地域教育 / 学習指導 / 心の教育 |
研究概要 |
本研究は、コミュニティスクールの発展の一環として、総合的な学習を活用し、同時に総合的な学習の調べ活動の対象として地域づくりを課題としながら、コミュニティスクールと総合的な学習の発展を統一的にとらえようとするものである。 総合的な学習の内容として地域の誇りと地域づくりを取り上げることによって、子どもたちの地域への役割貢献度感も高まることが明らかになった。 コミュニティスクールは、地域が学校を応援し、学校も地域に貢献するという相互互恵的な内容を期待するものである。その中で、総合的な学習も方法論としての探求心だけでなく、内容としての地域の新たな発見と地域づくりをとらえることで、児童生徒にとって地域がより身近に感じ、また地域づくりに貢献することによって、地域の一員としての自覚を高めることになる。このことは、児童生徒の公共性を高める条件ともなる。 地域を調べる方法としては、地域の施設や地域のテーマをメニューとして列挙し、児童生徒が自らのテーマとして選択できるようにする。その地域内容を探求するとともに、最終的にはそれを通じた地域の発展や地域の生活改善を目的として掲げながら、自分たちができることを提案として付加する。 このような内容は、身近な郷土の誇りと愛郷心を醸成し、そのことが道徳心や公共心にもつながっていく。このように、コミュニティスクールと地域づくりの総合的な学習を結びつけることによって、ますますコミュニティスクールも発展していく。コミュニティスクールを発展させるためには、地域住民との連携に加えて、学習内容の中に地域づくりを取り入れていくことが重要な条件となることを明らかにした。
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