研究課題/領域番号 |
18631008
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
生物分子科学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
萩原 正敏 東京医科歯科大学, 大学院疾患生命科学研究部, 教授 (10208423)
|
研究分担者 |
長野 哲雄 東京大学, 薬学系研究科, 教授 (20111552)
鈴木 正昭 岐阜大学, 医学系研究科, 教授 (90093046)
吉田 稔 東京医科歯科大学, 理化学研究所・吉田化学遺伝研究室, 主任研究員 (80191617)
半田 宏 東京工業大学, 生命理工学研究科, 教授 (80107432)
|
研究期間 (年度) |
2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
|
キーワード | ケミカルバイオロジー / ケミカルジェネティクス / 疾患ケミカルバイオロジー / リン酸化酵素阻害剤 / バイオイメージングプローブ / PETプローブ / アフィニティ磁性ナノビーズ |
研究概要 |
本基盤研究の研究代表者及び分担者が中心となって創立した「日本ケミカルバイオロジー研究会」や「レチノイド研究会」、「日本薬理学会」等と連携して、シンポジウムや班会議を開催し、内外のケミカバイオロジー・ケミカルジェネティクス分野の学術研究動向およびその支援体制に関する最新情報の調査分析を行った。特に日本ケミカルバイオロジー研究会年会及び国際シンポジウムは、世界初の大規模なケミカルバイオロジー研究会年会としてNature Chemical Biologyに年会記事が掲載され注目を集めている。また我が国のケミカバイオロジー・ケミカルジェネティクス分野の学部・大学院教育や若手研究者育成への取り組みについても調査し、その成果はACS Chemical Biologyに「The Education System for Chemical Biology in Japanese Universities」として掲載された。 個別領域ではRNA結合蛋白リン酸化酵素阻害剤に関する調査研究(萩原ら)、バイオイメージングプローブに関する調査研究(長野ら)、PETプローブに関する調査研究(鈴木ら)、薬感受性をゲノムワイドに解析する予備調査(吉田ら)、アフィニティ磁性ナノビーズによるタンパク質精製に関する調査研究(半田ら)などを手分けして行った。その結果、生命科学者、有機合成化学者、構造情報学者など有機的に連携して組織化することによって、従来型の個別研究では不可能であった、疾患を視て・捉えて・治す、系統的な疾患ケミカルバイオロジー研究を強力かつ緊急に推進する必要があるとの認識で一致し、特定領域研究「疾患ケミカルバイオロジー」を申請するに至った。
|