研究課題/領域番号 |
18632004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
足立 祐子 新潟大学, 国際センター, 准教授 (00313552)
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研究分担者 |
柴田 幹夫 新潟大学, 国際センター, 准教授 (30293244)
小島 勝 龍谷大学, 文学部, 教授 (40140123)
松岡 洋子 岩手大学, 国際交流センター, 准教授 (60344628)
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研究期間 (年度) |
2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 中国青島 / 戦前戦中の言語教育 / 戦前戦中の文教教育 / ドイツの租借地 |
研究概要 |
本研究調査において2回、青島を訪問し、資料収集と青島海洋大学の専門家の研究成果について直接話を聴くことができた。1回目の調査は、2006年9月に実施した。2006年9月に、柴田、小島、松岡、足立の4名で中国青島に行き、青島海洋大学、青島档案館、青島市立図書館を訪れ、1900年から1935年前後の資料を入手した。档案館の資料収集が思うようにできず、かなり時間を費やすことになった。また、1回目の調査の際に、1日だけであるが、ドイツ研究の第一人者青島海洋大学の孫立新教授に1914年までの青島におけるドイツの状況について全員でレクチャーを受けた。さらに、青島海洋大学の研究者たちに我々の研究目的を説明し研究協力に関する理解を得ることができた。2回目の調査は、2007年3月におこなった。2007年3.月に孫教授が新しい資料を見つけたと連絡があったのを受けて、柴田、松岡、足立で中国青島を再訪問した。青島海洋大学の修教授のおかげで、档案館の専門職員に会うことができ、档案館の利用が円滑にできた。新しい資料収集とともに、孫教授と青島市におけるドイツおよび日本軍の言語教育政策について意見を交わすことができた。小島は1914年以降の青島における日本人学校の動向を、柴田も同時期の仏教の布教状況を、松岡は、1900年から1914年までの青島におけるドイツの教育活動、特に中国人に対するドイツ語教育について、足立は、1914年以降の日本の教育活動、特に日本人や中国人に対する日本語教育について中心に分析をおこなった。本研究は資料収集が中心であったが、今後青島海洋大学の専門家たちとの共同研究により分析をおこなっていく予定である。
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