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バリ社会のイスラム化にともなう地域コミュニティの変容にかんする予備調査

研究課題

研究課題/領域番号 18633005
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 社会学
研究機関東北大学

研究代表者

吉原 直樹  東北大学, 大学院文学研究科, 教授 (40240345)

研究分担者 今野 裕昭  専修大学, 文学部, 教授 (80133916)
永野 由紀子  山形大学, 人文学部, 助教授 (30237549)
研究期間 (年度) 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワードバリ / イスラム化 / グローバル・ツーリズム / イスラム・コミュニティ / カンポン・イスラム
研究概要

当初の役割分担に即して、研究代表者の吉原はバリのイスラム化に関する資料所在状況を、研究分担者の今野はバリのイスラム化の主動因を構成しているグローバル・ツーリズムに関する資料所在状況を、さらに研究分担者の永野はバリからジャワへの移住労働者(KIPEM)に関する資料所在状況を、国内外の関連データベースを参照しつつ、これに関連研究者へのヒヤリングをおこないながら、調査した。そしてその調査結果をファイリングし、メンバー間で共有した。そして予備調査の方法と枠組みについて協議した。予備調査は、(1)ウダヤナ大学図書館所蔵のバリコレクション、バリ州およびデンパサール市統計局、バリポスト社等での資料サーベイ、(2)カンポン・イスラムへのパイロット・リサーチ、を中心とするものであったが、同時に、現地研究者を交えて本格的な研究の方向と方法について論議し、そこに内在する論点の共有と相互理解につとめた.この予備調査によって、グローバル・ツーリズムを作用因とし、移住労働者を担い手とするイスラム化の進展状況があきらかになるとともに、メンバー間でそうした状況についての共通理解が得られた。そしてテーマをめぐる国際共同研究体制構築への道が開かれた。
なおこの予備調査の成果は資料リストとして集成するとともに、『ヘスティアとクリオ』(コミュニティ・自治・歴史研究会)、『東北大学文学研究科年報』、『山形大学紀要』、『アジア遊学』等の雑誌においてモノグラフの形ですでに公表されている(一部近刊)。また関連学会および研究会で報告し、成果の普及につとめるとともに、今後の研究の方向についてさまざまな知見が得られた。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] ゆらぐバンジャール2007

    • 著者名/発表者名
      吉原直樹
    • 雑誌名

      東北大学文学研究科研究年報 56

      ページ: 155-184

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] インドネシア・バリ島におけるグローバル・ツーリズム下での移住者の増加と伝統的生活様式の解体2007

    • 著者名/発表者名
      永野由紀子
    • 雑誌名

      山形大学紀要(社会科学) 第14巻第2号

      ページ: 161-208

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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