• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

紛争地における平和構築のストラテジー調査のためのPAC分析の活用

研究課題

研究課題/領域番号 18633007
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 社会心理学
研究機関南山大学

研究代表者

佐々木 陽子  南山大学, 総合政策学部, 講師 (40274732)

研究分担者 内藤 哲雄  信州大学, 人文学部, 教授 (20172249)
研究期間 (年度) 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワードPAC / 紛争 / 平和 / インタビュー / パレスチナ / イスラエル / イメージ / 自由連想
研究概要

本件は、基盤C(企画調査)として採択されており、この経費による実際の研究実施は試行的にも許されていない。その目的は、イスラエルとパレスチナ両地域の、ユダヤ人・アラブ人を対象に、「紛争をどのように解決するのが望ましいか」(紛争解決ストラテジー)についてのイメージを、個人の認知的情意的構造の面から探索することによって、地域間相違を明確にするようなインタビュー調査を、日本、イスラエル、パレスチナ、およびポーランドの研究者によって国際協同研究することを目標に、その研究整備を2006年度1年間の期間内に行うことであった。実績は以下の通りである。
まず、研究分担者である内藤(1993)が開発した個人別態度構造分析法(Analysis of Personal Attitude Construct : PAC Analysis、以下PAC分析法と表記する)を、国際的に運用できるよう、従来日本語のみで開発されていた分析用ソフトウェアを英語によって再編し、同時にその操作マニュアルを英語にて作成した。
それを元に、イスラエル・パレスチナ両地域における、紛争の認識と平和構築に対する意識調査を行うための教示マニュアルを英語版にて作成し、これを更にヘブライ語、アラビア語へと翻訳した。
次に、分析ソフトウェアおよび調査マニュアルを用いて、調査および分析を補助するイスラエル人、パレスチナ人、およびポーランド人が、実際にPAC分析を行うための説明会を行った(於イスラエル、パレスチナ西岸地区)。
最後に、説明会参加者からのフィードバックをまとめ、構築した内容に修正を加えた。
以上の作業を通じて、紛争地における「紛争解決ストラテジー」意識調査の国際協同研究に資する企画調査を、完了した。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi