研究課題/領域番号 |
18634007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小田垣 孝 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (90214147)
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研究分担者 |
金谷 利治 京都大学, 化学研究所, 教授 (20152788)
山室 修 東京大学, 物性研究所, 准教授 (20200777)
松井 淳 九州大学, 大学院・理学研究院, 助教 (10274424)
深尾 浩次 立命館大学, 理工学部, 准教授 (50189908)
笹井 理生 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30178628)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | ガラス転移 / 構造ガラス / スピングラス / タンパク質のガラス化 / モード結合理論 / 自由エネルギーランドスケープ / メモリー効果 |
研究概要 |
(1)研究代表者・分担者による打ち合わせとミニシンポジウム(2006年8月5日):2006年度に計画されていた第4回「ガラス物性の統一概念」国際会議が2008年に延期されたことを受けて、研究代表者と分担者の会合を行い、第5回会議を日本で開催することを確認した。 (2)第4回非平衡現象に関する国際ワークショップにおける情報収集(2006年9月17〜22日):1名を派遣し、研究発表を行うとともに情報収集を行った。 (3)東京大学物性研究所短期研究会「ガラス転移の統一概念」の開催(2006年11月20〜22日):全国から様々な分野の研究者が延べ158名参加し、口頭発表32件、ポスター発表11件の講演が行われた。理論的枠組みの構築、実験手法の改善、実験対象の拡大などガラス転移の本質的な理解に向けて、我が国における研究が着実に発展していることが示された。また、国際会議の開催に向けた今後の取り組みが報告された。 (4)23rd International Conference on Statistical Physics(2007年7月9日-13日),Diffusion Fundamentals II(2007年8月26日-29日)における情報収集:それぞれの会議において海外の研究動向を調査した。複雑系や情報科学と関連した研究が増えていることや、ランドスケープの概念が広まりつつあることが確認された。 (5)組織委員会立ち上げ(2007年9月24日):9月初旬に2008年に計画されていた「ガラス物性の統一概念第4回会議」が中止となり、関係者より急遽日本での開催が要請された。国内関係者の会合を持ち、平成20年11月に日本で開催するための組織委員会を設立した。 (6)国際ワークショップの開催(2007年11月22-24日):インドのDas教授、ベトナムのHoang教授を招いて、ワークショップ「Unifying Concepts of Glass Transition」を開催した。およそ50名の参加があり、国内の研究の動向を調査した。 (7)ファーストサーキュラーの発送(2007年12月12日):「ガラス物性の統一概念第4回会議」を2008年11月25-28日に京都大学芝蘭会館稲盛ホールで開催することとし、ファーストサーキュラーを発送した。
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