研究課題/領域番号 |
18636005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
宮島 昌克 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (70143881)
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研究分担者 |
神山 眞 東北工業大学, 工学部, 教授 (50085461)
川上 英二 埼玉大学, 学内共同利用施設, 教授 (50125887)
小長井 一男 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50126471)
山崎 文雄 千葉大学, 工学部, 教授 (50220322)
原田 隆典 宮崎大学, 工学部, 教授 (70136802)
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研究期間 (年度) |
2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 余震観測 / 地震防災 / 常時微動観測 / 弾性波探査 / 地震観測 |
研究概要 |
構造物の被災原因の究明には、現地調査による被災構造物の精査はもちろんであるが、入力地震動の特性と地盤および構造物の動特性の把握が重要となる。これらの情報については、地盤および構造物の余震による挙動を計測することにより推定が可能となる部分も少なくないが、工学関係については体系立てた余震観測体制が構築されていないのが現状である9このような観点から本研究では、工学利用のための効率的、効果的な余震観測体制の確立に向けた議論を行い、学会内の研究委員会立ち上げによる共同研究開始めための企画調査を行うことを目的として研究会を3回開催し、以下の点について議論を深めた。 1)研究分担者が行っている地震観測の実情と観測データの利用法について意見交換すると共に、研究分担者以外の機関で行われている地震観測に関しても調査を行い、問題点の抽出と整理を行った。 2)構造物の動特性把握のために現在行われている実験的手法を調査した。常時微動を利用するものや強制振動実験などと余震利用法とを、振動レベルの観点から比較し、問題点の抽出と整理を行った。 3)地盤の動特性把握のために現在行われている実験的手法を調査する。常時微動観測や弾性波探査法などと余震利用法とを、振動レベルの観点から比較し、問題点の抽出と整理を行った。 4)工学利用のための余震観測のための強震計の配置戦略について議論した。特に地震波のディレクティビティの影響を取り除くための配置の工夫や、構造物と地盤の動特性を把握するために必要な最小観測点数などについても議論を深めた。
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