研究課題/領域番号 |
18636009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大森 博司 名古屋大学, 大学院環境学研究科, 教授 (90092387)
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研究分担者 |
大崎 純 京都大学, 大学院工学研究科, 助教授 (40176855)
川口 健一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40234041)
新宮 清志 日本大学, 理工学部, 教授 (50060083)
高山 誠 金沢工業大学, 環境建築学部, 教授 (40064472)
真下 和彦 東海大学, 工学部, 教授 (80096263)
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研究期間 (年度) |
2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 耐震診断 / 耐震改修 / 体育館 / 学校建築 / 大スパン建築 / 成層構造 / 耐震設計 / 精算法 |
研究概要 |
計画実績の概要は下記の通りである。 (1)共同調査と研究会開催 1)日本建築学会構造委員会シェル空間構造運営委員会のメンバーの中から同運営委員会傘下の小委員会主査を中心として約20名の共同研究グループを構成し、当該の研究課題の調査に当たった。メンバーの殆どは各地域で学校体育館などの大スパン建築物の耐震診断と耐震改修の評定に加わった経験も持つほか、実施設計に携わった経験を持つ民間技術者もこの研究会に参加した。 2)上記の研究グループのメンバーが参加しての研究会を2006年7月と2007年1月の2回行った。1回目には耐震診断・改修を手がけている民間技術者の診断・改修の経験に基づく現状報告と建築研究所の技術者による体育館の地震被害と診断・改修の問題点について報告を受け、意見交換を行った。また、2回目には体育館などの大スパン建築物の耐震設計・診断・改修の現状の問題点について、大学研究者による研究発表を行い、これに基づいて今後の体育館などの建築物の耐震設計・診断・改修のあるべき方向性について検討を行った。 (2)調査結果の分析 (1)の結果を受けて、体育館建築で実際に耐震診断・改修を受けた建物のデータに基づいて動的弾塑性構造解析を行い、「屋内運動場等の耐震性能診断基準・平成18年度版(文部科学省文教施設企画部編)」に示されている、略算法ならびに精算法による結果とを比較検討した。その結果、略算法、精算法のいずれの手法にも適用が適切な体育館の規模と構造形式があること、通常行われている屋根面の水平剛性確保の方法が過大補強となる場合があることなどが明らかになり、今後の研究に委ねられるべきいくつかの問題点が明らかとなった。
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