研究課題/領域番号 |
18636013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
三島 良直 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (00143660)
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研究分担者 |
木村 好里 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (90262295)
細田 秀樹 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (10251620)
竹山 雅夫 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (30251622)
中野 貴由 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教授 (30243182)
乾 晴行 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (30213135)
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研究期間 (年度) |
2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 金属間化合物 / 新機能開拓 / 構造制御 / 格子欠陥 / 組織制御 |
研究概要 |
現在金属間化合物材料研究は1980年代のNi-Al系化合物材料研究が金属間化合物の構造用材料としての可能性・有用性を明確にした第1世代、そして1980年代後半からのTi-Al系を中心とした研究により化合物のみからなる実用材料の開発へとつながった第2世代を経て現在に至っている。現在そしてこれからの第3世代においては、複雑構造系を含むその他の金属間化合物や化合物を含む新たな複相合金、さらには機能性金属間化合物へと研究対象が拡大し、近い将来で実用化の可能性が高い化合物種も見出され始めている。さらに、格子欠陥の質的制御を中心とするナノオーダーでの構造・欠陥制御、さらには、「金属間化合物学」ともいうべき学理の構築に向かった方向性も見え始めている。本調査研究ではこうした金属間化合物研究の変遷や新しい展開について、国内では、日本金属学会の金属間化合物材料セッションを中心とした講演発表(2回/年)、さらに国際的には、MRS(Materials Research Society)で1984年にスタートした「High-Temperature Ordered Intermetallics Alloys」シリーズでの講演大会(1回/2年)における金属間化合物研究の2006年までの流れとこれからの新たな研究展開について整理するとともに、金属間化合物研究の新たな展開に向けた最新情報の共有化のため、これまでに国内200名を越える関連研究者のメーリングリスト(interm@)を整備し、世界的研究成果を含め瞬時の情報交換を可能とした。
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