研究課題/領域番号 |
18650113
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
卜部 匡司 自治医科大学, 医学部, 講師 (40213516)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | アデノ随伴ウイルス / Rep蛋白質 / AAVS1領域 / トランスジェニックマウス / 部位特異的組込み |
研究概要 |
アデノ随伴ウイルス(adeno-associated virus:AAV)はヒト第19番染色体の酷VS1領域(19q13.4)に特異的に組み込まれるが、この性質を利用し効率よく表現型が安定したトランスジェニックマウスを作製することが可能か、基礎的検討を行った。AAVの複製蛋白質RepはAAVゲノム両末端のinverted terminal repeat(ITR)と呼ばれる配列に結合するが、同様の配列がAAVS1領域に存在し、Rep蛋白質がITRとAAVS1領域の両者に結合しAAVゲノムのAAVS1への特異的組込みが起こる。前年度引き続きモデル実験を行った。Neo遺伝子をAAVゲノムのinverted terminal repeat(ITR)で挟んだプラスミドと、AAVの複製蛋白質であるRep68をCMVプロモーターで発現するプラスミドを10T1/2細胞、NIN3T3細胞、C2C12細胞にコトランスフェクションし、Neo遺伝子が組み込まれているか、Neo遺伝子とAAVS1領域に設定したプライマーでPCRを行い、その増幅産物量をコントロールと比較した。その結果、これら3つのマウス由来の細胞株においてAAVS1 orthologへのNeo遺伝子の特異的組込み効率は極めて低く、実用的ではないことが明らかとなった。効率が低い原因として、ヒトAAVS1とマウスAAVS1 orthologが完全に一致していないことが主な原因と考えられた。
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