研究課題/領域番号 |
18650132
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
川上 浩良 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (10221897)
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研究分担者 |
朝山 章一郎 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 助教 (90315755)
渡辺 泰治 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (70267582)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | アンチエイジング / 金属ポルフィリン / 活性酸素 / ミトコンドリア / ターゲティング / 脂質過酸化 / SOD活性 / NO活性 / 活性酵素 / ドラッグキャリア / 脳酸化障害 / 神経細胞 |
研究概要 |
老化は多くの因子が複雑に関与して進行するため、そのメカニズムの解明は容易ではない。しかし、細胞内において活性酸素産生に関与するミトコンドリアがその主因子であるとの考えは老化研究では主流となりつつある。酸素はミトコンドリアで消費される際、一部が活性酸素であるスーパーオキシドラジカルアニオン(O_2^-)として生成される。O_2^-はスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)やグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)、カタラーゼによりH_2O_2から無害なH_2Oへと変換されるが(図1)、一方で、SOD、GPXなどの酵素のバランスが崩れるとミトコンドリアやDNAが損傷を受け、これら損傷の蓄積が生理機能の劣化をもたらし老化を誘起すると考えられている。つまり、病的な老化現象を抑制するには、生体内で生成する活性酸素を消去し、活性酸素毒よりミトコンドリアを保護しかつその機能を低下させることなく維持させることが重要となる。 本研究では、生体内活性酸素を消去しミトコンドリア傷害を抑制する新しいアンチエイジング機能物質の創成と、活性酸素毒によるミトコンドリアの電子伝達系障害がどのように老化に影響を与えるかを明らかにすることにより、老化現象の予防と治療に関わる『アンチエイジング医療』の可能性を検討する 具体的には、SOD活性とONOO-活性を示すMnポルフィリン錯体が自発的にミトコンドリアへ移行する、新規Mnポルフィリン錯体を合成、ミトコンドリアの保護効果を様々な酸化ストレス下で実験を行うことにより確認した。
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