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体育・スポーツ施設における大気環境と施設利用者の環境意識について

研究課題

研究課題/領域番号 18650174
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関群馬大学

研究代表者

福地 豊樹  群馬大学, 教育学部, 教授 (40134267)

研究分担者 新井 淑弘  群馬大学, 教育学部, 准教授 (00302448)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード大気汚染 / スポーツ施設 / 二酸化窒素 / 浮遊粒子状物質 / 環境意識 / ディーゼルエンジン排気粒子 / 呼吸器障害 / 自動車
研究概要

スポーツ施設のNO_2およびSPMによる大気汚染の現状把握を行い,その利用に関する問題点について検討を行うことを目的として,国内のスポーツ施設を対象に,大気中のNO_2およびSPMの濃度測定を行い,さらに,その施設の利用者に対して大気環境に関する意識についてアンケート調査を行った。
調査施設の選定では,調査対象5施設を決定した。アンケート調査用紙は自己記入式で,内容には現在行っている運動の種類やスポーツ種目,頻度,運動歴,生活習慣,健康状態,環境に対する意識についての項目を設けた。
NO_2濃度はフイルターバッチ法により測定した。浮遊粒子状物質(SPM)濃度は小型パーテイクルカウンターにより測定を行った。また,各施設周辺の気象データを最寄りの気象台より入手した。得られたデータはNO_2およびSPMのデータとともに大気環境の評価の参考資料とした。
大気環境測定は各施設ともに春と夏の2回行った。今回の測定では環境基準値を上回る値は見られなかったものの,都市部にあるスポーツ施設近くで比較的高い値が観測され,スポーツ実施時には注意が必要と考えられる測定地点も見られた。また,ほとんどの施設で,春の測定に比べ夏の測定で高濃度のNO_2が観測された。
施設利用者の環境に対する意識調査では,中高年の利用者で高い環境意識が見られたのに対して,若年層の利用者では,スポーツ環境に関する意識が低いことが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] スポーツ施設と大気汚染 第一報 一大気中のNO_2濃度測定から考える-2008

    • 著者名/発表者名
      福地 豊樹
    • 雑誌名

      群馬大学教育学部紀要 芸術・技術・体育・生活科学編 43

      ページ: 99-115

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 大気中のNO_2および浮遊粒子状物質(SPM)濃度測定からみた河川敷公園および運動施設の運動環境について2007

    • 著者名/発表者名
      新井 淑弘
    • 学会等名
      日本体育学会
    • 発表場所
      神戸大学
    • 年月日
      2007-09-05
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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