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ハッピネス・ライフ・デザインの有効活用に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18650201
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

島内 憲夫  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 助教授 (00053372)

研究分担者 高村 美奈子  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 助手
研究期間 (年度) 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードハッピネス・ライフ・デザイン / ハッピネス・ライフ・チェックシート / リスク・ファクター / ハッピネス・ファクター / 健康観 / 幸福感 / ヘルスプロモーション
研究概要

ハッピネス・ライフ・デザインは、人間が生まれて、生活する中で周囲の環境の影響を受けて染み付いてしまった悪い習慣(意識や行動)を改善し、良い習慣(意識や行動)を形成するための方法の開発を意図している。その改善方法を提案するための評価シートとして「ハッピネス・ライフ・チェックシート」の開発を試みた。そのチェック項目は、「快食・快眠・快動・快笑・快楽・快生」ブラス「幸福感」の7項目、基礎的な情報として「健康観(主観的健康の定義)」「健康感(主観的健康状態)」「病歴」「幸せを感じる時」の4項目である。
調査は、千葉県Y市、S市、S町、岡山県M町で行った。すべての地域でハッピネス・ライフ。チェックシートを用いて講座前と講座後の比較を行った。特に岡山県のM町では介入群と対象群とに分け、介入群にはハッピネス・ファクター(幸福因子)を発見・促進するため「笑い・人間関係・自信」に焦点を当てた「ふれあい生き生き講座」を行い、対象群にはリスク。ファクター(危険因子)の発見・改善のため「運動・栄養」に焦点を置いた「健やか講座」を行った。講座終了後の調査の結果、介入群・対象群共に「心身とも健やかなこと」の健康観が主流を占めたが、特徴的な差をみると介入群では「心も身体も人間関係も良いこと」・「前向きに生きること」・「人を愛することができること」など身体的・精神的。社会的・スピリチュアル(霊的・魂的)な健康観へと広がりをみせた。一方、対象群は「病気でないこと」、「快食・快眠・快便」など、身体の健康を意識した狭い健康観が多かった。また「幸福感」も介入群の方が高かった。今後はこの種の介入研究を継続し、リスク・ファクターをコントロールすることを重視した健康講座のみでなく、ハッピネス・ファクターを支援する健康講座のカリキュラムについても考えていきたい。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ヘルス・プロモーションがもたらした基礎的諸概念に関する考察2006

    • 著者名/発表者名
      湯浅資之, 島内憲夫, 中原俊隆
    • 雑誌名

      日本公衆衛生雑誌 53巻1号

      ページ: 3-7

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 日常生活の中でのスポーツと健康-ヘルスプロモーションの視点から-2006

    • 著者名/発表者名
      島内憲夫
    • 雑誌名

      臨床病理レビュー特集 137号

      ページ: 7-13

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [図書] 最新スポーツ科学事典2006

    • 著者名/発表者名
      日本体育学会編集(勝田茂, 河江通良, 泡丘正雄, 島内憲夫他)
    • 総ページ数
      920
    • 出版者
      平凡社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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