研究課題/領域番号 |
18651058
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山田 淳 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (30136551)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 金ナノロッド / プラズモン / アレイ / 光エネルギー / 分光計測 / 分光分析 |
研究概要 |
サイズが数十nmの金属(特に金や銀)微粒子に光を照射すると、表面プラズモン(表面自由電子の振動)が励起され、局所的な電場発生や光局在化による新規な光応用技術の展開が期待できる。本研究では、研究代表者らが開発した金ナノロッドの合成法を発展させるとともに、表面に適切な化学修飾を施し、配列形成の実現、近赤外域に応答する透過方式の分光バイオチップへの応用展開を図ることを目的として研究を行った。本年度の成果は以下のとおりである。1)金ナノロッド生成機構の解明 金ナノロッドの合成機能について、照射光の波長、界面活性剤などを変えて検討した。その結果、光吸収で発生するラジカルでロッドの形成が始まることを突き止めた。 2)コアーシェル構造体と局在プラズモンセンシング 金ナノロッドの特性を保持するために、シリカ層で表面を覆ったコア(金ナノロッド)-シュル(シリカ)構造体の合成法を確立した。シリカ層の厚みが10nm以下では、プラズモンバンドが溶媒の極性に依存し、センシングとして応用できることがわかった。 3)アレイ形成とキャラクタリゼーション 金ナノロッドを、ポリアニオンとポリカチオンで表面修飾する方法について検討した。ポリスチレンスルフォン酸とポリアリルアミンを用いて、静電相互作用でガラス基板に金ナノロッドを積層化することに成功した。一方、金ナノロッドを水面に浮かべ、圧縮する方法を検討したが、アレイ形成には至らなかった。 4)ミオグロビンの光制御 新しい応用として、金ナノロッドーミオグロビン複合体の形成を試みた。金ナノロッドのカチオン性を利用し、静電相互作用を利用し、複合体形成を確認した。さらに、近赤外レーザー光照射によるミオグロビンの放出に成功した。
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