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暴風雪悪視界下の車両ナビゲーションシステムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 18651082
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関北見工業大学

研究代表者

川村 武  北見工業大学, 工学部, 准教授 (80234128)

研究分担者 菅原 宣義  北見工業大学, 工学部, 准教授 (50003215)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
キーワード暴風雪 / 悪視界 / ナビゲーション
研究概要

平成19年度では,前年度に購入した軽自動車パジェロミニの前後にアンテナ・センサを取り付け実験を行った。実験の内容は,鉄粒粉ラインと金属探知機を用いた位置認識とRF-IDシステムによる路車間通信である。鉄粒粉ラインは,平成18年度に設置したものを利用したが,冬季間の除雪等による影響はほとんど見られなかった。
一方,RF-IDを用いた路車間通信には,オムロン製形V720のアンテナおよびリードライト機器を用いて実験を行った。RF-IDタグは,4S2VR-V720-D13PO2STを主に用いた。平成18年度に実験室内での通信可能距離測定に比べ,RF-IDタグをアスファルト上に設置したときは,表面の乾湿の別なく送受信距離が低下した。平成19年度はこれを改めて検証するため,RF-IDを基点にグリッドをアスファルト上に描き,送受信可能範囲のエンベロープを計測した。電源を車両上と同じバッテリーを用いたところ,平成18年度と同様の結果を得た。しかし,冬季間に積雪等の影響を調べるために,交流電源を用いてエンベロープの頂点高を再度計測したところ,実験室内と変わらない結果となった。このため,アスファルト上でのRF-IDの通信距離の減衰は余りなく,積雪および10cm程度の水深でも減衰は少ないと思われる。この点は,さらに実験を重ね検証したい。
またRF-IDタグを格子状に配置して,誘導実験も行った。ノートPC上のGUIを改良し,路面上の現在位置と操舵方向を小型液晶ディスプレイで指示できるようにした。その結果,路上位置の認識および方向指示は概ね良好な結果を得た。
マイクロ波RF-IDシステムを用いた路車間通信の実験は,車両側にアンテナを設置して行った。読み取り速度等を勘案してもRF-IDシステムが道路交通情報収集に十分役割を担えることがわかった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] RFIDを用いた路車間通信と制御応用に関する試み2007

    • 著者名/発表者名
      山本剛久・川村武・大内均・菅原宣義
    • 学会等名
      平成19年度電気・情報関係学会北海道支部連合大会
    • 発表場所
      北海道工業大学
    • 年月日
      2007-10-27
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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