研究課題/領域番号 |
18651093
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 名古屋大学 (2008) 新潟大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
西村 浩一 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (10180639)
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研究分担者 |
阿部 修 (独)防災科学技術研究所, 雪氷災害研究センター, 総括主任研究員 (70414406)
和泉 薫 新潟大学, 災害復興科学センター, 教授 (50114997)
納口 恭明 (独)防災科学技術研究所, 防災システム研究センター, 総括主任研究員 (50360368)
伊藤 陽一 (独)土木研究所, 雪崩地すべり研究センター, 任期付研究員 (70400017)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2008年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 雪崩 / 地震 / 振動台 |
研究概要 |
本研究は、「地震と豪雪」の複合災害の中で、「冬に地震が発生」した際の雪崩災害危険度の評価手法を開発し、被害軽減に資することを目的とした。 今年度は、主に地震時の積雪の破壊強度とその挙動を調べる目的で、防災科学研究所の雪氷防災実験棟において小型振動台を用いた積雪の破壊実験を実施した。実験にはロシアのAPATIT雪崩研究所殻からChernouss博士も参加し、共同で実施された。加速度計を埋め込んだ積雪ブロックを凍着させ、一定振幅のもとで2次元の振動数を増加し、積雪がせん断破壊した時点の加速度、上載荷重、断面積から、「新雪」、「しまり雪」、「しもざらめ雪」の「高歪速度領域の積雪破壊特性」とその密度依存性が求められた。また2次元振動に伴う、法線応力の効果についても議論を行った。さらにこの破壊特性を積雪変質モデル(Snowpack)に組み込んで、対象領域の地震発生時の雪崩発生危険度予測図を作成した。 一方、こうした一連の取組みに対して、トルコの公共事業省災害監理局から共同研究と技術支援の依頼があり、研究協力者2名とともに現地視察を行ったほか、地震による雪崩発生の現況および危険度評価と災害防止手法開発に関する意見交換を実施した。現在、今後の共同研究策定に向けて調整を実施中である。
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