研究課題/領域番号 |
18651116
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
丸井 雅子 上智大学, 外国語学部, 講師 (90365693)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 東南アジア / 文化遺産の継承 / 考古遺跡 / 口頭伝承 |
研究概要 |
平成19年度は、2回の海外調査を実施し、現地調査および現地研究者との打合せ研究会等を開いた。また、収集資料の整理作業を日本でおこなった。海外調査:(1)平成19年11月(於カンボジア・シェムリアップ等)前年度に実施したカンボジアにおける調査収集資料をもとに、とくに近年の遺跡へのアクセス変化(観光地化)と伝承の分布と存続の問題に的を絞り、引き続き聞き取り調査および資料収集をおこなった。また、王立芸術大学考古学部長のペン・シタ教授は、かつて東北タイのクメール遺跡において伝承調査を実施したことがあり、その成果と見解などを聞き、カンボジアの現象と比較するための研究会を開いた。(2)平成20年2月から3月(於カンボジア・シェムリアップ等、於タイ・バンコク等)研究代表者丸井は、カンボジアのコー・ケー遺跡等で聞き取り調査等を実施した。研究協力者の田代亜紀子は、東北タイの事例を調査するため、バンコクにて関連分野の論文等収集にあたり、またブリラム県のクメール遺跡周辺地域にて聞き取り調査を実施した。収集資料等の整理:海外調査で収集した資料のまとめと、聞き取り調査のテープ起し作業を進めた。
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