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中近世・近代ロシア文献学における書誌学的基礎データの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18652028
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 ヨーロッパ語系文学
研究機関富山大学

研究代表者

中澤 敦夫  富山大学, 人文学部, 教授 (90242388)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードロシア文献学 / データーベース / ロシア史料学 / スラブ文献学 / 書誌学
研究概要

本年度は、昨年度の体調不良による、繰り越しによる科研の最終年度であり、主に中世の文献学に関するデーターベースの構築とその分類に研究の重点をおいた。
研究の方法としては、これまで通り、インターネットを用いて、ロシア中世の文献の所在地、カタログ化の状況、画像史料の有無などを探っていった。これまで発見できなかったサイトも幾つか見つかった。とくに、ロシアの地方の大学、宗教共同体(古儀式派)などが発信している情報に貴重なものが見受けられたことが分かったことはひとつの成果だった。この様なサイトの収集と点検の作業は、科学研究費が終わっても、これからも定期的に行っていくべきものと考えている。
繰り越しによって9月に計画していたペテルブルグへの出張は、残念ながら体調不良が続いたため、医者と相談した結果やむなく取りやめることとした。その代わり、2009年2月に電機通信大学に出張に行き、同じロシア中世文献学を専攻する三浦准教授と面会して、文献学データーベースの構築に関する意見を交換した。データの収集には意義があることで意見が一致した。
主な研究成果としては、2008年6月に群像社から『ロシア文学鑑賞ハンドブック』を出版した。本書には1千を超えるロシア文学作品からの引用があるが、これらを引用するさいに、これまで把握したテキスト・データーベースを大いに活用した。データーベースなしには、大量で効果的なの引用は不可能であった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 『1649年会議法典』翻訳と訳注(5)2009

    • 著者名/発表者名
      中澤敦夫
    • 雑誌名

      富山大学人文学部『人文学部紀要』 50

      ページ: 221-244

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 『1649年会議法典』翻訳と訳注(4)2008

    • 著者名/発表者名
      中澤敦夫
    • 雑誌名

      富山大学人文学部『人文学部紀要』 48

      ページ: 239-297

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 『1649年会議法典』翻訳と注釈 (3)2007

    • 著者名/発表者名
      中澤敦夫, 吉田俊則
    • 雑誌名

      人文学部紀要(富山大学人文学部) 46

      ページ: 175-222

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 『1649年会議法典』翻訳と注釈 (2)2006

    • 著者名/発表者名
      中澤敦夫, 吉田俊則
    • 雑誌名

      人文学部紀要(富山大学人文学部) 45

      ページ: 170-200

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [図書] ロシア文学鑑賞ハンドブック2008

    • 著者名/発表者名
      中澤敦夫
    • 総ページ数
      543
    • 出版者
      群像社
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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