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マダガスカル手話の記述的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18652036
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 言語学
研究機関東京外国語大学

研究代表者

箕浦 信勝  東京外国語大学, 外国語学部, 准教授 (90262211)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードマダガスカル手話 / 手話言語学 / 手話統語論 / 手話の基本語順 / アフリカ地域手話 / インド洋地域手話 / ノルウェー手話系手話 / 手語 / 手語言語学 / マダガスカル手語 / 統語論 / 語順 / 手話
研究概要

今年度、臨地研究としては、2008年8月8日から、9月6日までマダガスカル国マハザンガ市及び、首都アンタナナリブ市に滞在しました。マハザンガ市では、4年に1回開催される、マダガスカル全国ろう者大会に参加し、マダガスカル各地から集まったろう者達と交流を深めました。また、マダガスカル全国ろう者協会の支援国であるノルウェーからのろう者とも交流を持ちました。マダガスカル手話は、1960年にアンツィラベに最初のろう学校が設立されたときに、ノルウェーから多数の教師が赴き、そのせいでノルウェー手話の手話単語を多く受け入れているようです。これは、今後の研究課題になります。アンタナナリブでは、ミティアろう学校のラウベリナ・エバ先生から聞き取り調査を行ないました。
マダガスカル手話は、管見の及ぶ限り、他の言語学者によっては研究されていません。ろう者自身の語彙集編算は、マダガスカル全国ろう者協会を中心に進められています。以上のことから、マダガスカル手話の文法、語彙、テクスト・談話収集などのすべての領域において、言語学的訓練を受けた人間によるさらなる研究が俟たれており、本研究は、その一端を担っています。
なお、最終年度において、予算を大幅に消化せずに終わってしまいましたが、特に2008年度後半、2008年10月辺りから、2009年4月辺りまで、持病の鬱が重篤化し、物品を注文するなどの事務処理が、全くできない状況に陥ってしまったことによります。予算を大幅に使わなかったこと、および持病の鬱が重篤化したことで、本研究最終時期の研究および、今後の研究に少しく影響があったことは否めませんが、本研究の全体的な達成度については、発表論文などを、持病の鬱の重篤化以前に提出していたこともあり、おおむね順調であったと考えます。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] リレー連載 私のフィールドノートから 第28回 マダガスカル手話2009

    • 著者名/発表者名
      箕浦信勝
    • 雑誌名

      月刊言語 第38巻4号

      ページ: 88-93

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [雑誌論文] マダガスカル語2009

    • 著者名/発表者名
      箕浦信勝
    • 雑誌名

      梶茂樹他編『事典 世界のことば141』

      ページ: 530-533

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [雑誌論文] Word Order in Malagasy Sign Language (TTM)2008

    • 著者名/発表者名
      MINOURA Nobukatsu
    • 雑誌名

      東京外国語大学論集 第77号

      ページ: 47-68

    • NAID

      120001316627

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] マダガスカル手話の語順について2009

    • 著者名/発表者名
      箕浦信勝
    • 学会等名
      東京外国語大学語学研究所言語学動向研究会
    • 発表場所
      東京外国語大学
    • 年月日
      2009-01-28
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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