研究課題/領域番号 |
18652059
|
研究種目 |
萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
滝沢 直宏 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (60252285)
|
研究分担者 |
山下 淳子 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 准教授 (00220335)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2008年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
|
キーワード | コロケーション / コーパス / 英語の授業 / 授業評価 / 日英対照 |
研究概要 |
本研究では、大学の英語授業において、教員ではなく学生自身がどのようにコーパスを利用するのがコロケーション能力を向上させるために効果的であるのかを検討し、その具体的方法を提案することを目的とした。具体的には以下のことを行った。 1. 平成19年度に引き続き、研究代表者(滝沢)は、「表現セミナー」という名称の授業を名古屋大学において担当し、その中で、コロケーション重視の授業を実践した。(「表現セミナー」はコンピュータ・ラボを使い、各受講生がコーパス検索を行う授業であり、英語の表現能力(作文力、コロケーション力)を向上させることを目標としている。同時に、コーパスの利用方法を知ることにより、授業終了後の自学自習のための方法を身に付けさせる効果もある。) 2. 朝日新聞社発行の英語学習紙Asahi Weeklyにおいて、隔週で「コーパスで学ぶ本物英語」というテーマで連載を行った(平成19年4月より継続)。内容は、1で述べた「表現セミナー」と密接に連動しており、授業参考資料として用いた。 3. 熊本学園大学において開催された同大学・外国語学部主催のセミナー「コロケーションと英語教育」で「コロケーション教育の試み」というタイトルの研究発表を行った。発表内容には、「表現セミナー」での実践例が含まれている。更に、『名古屋高等教育研究』(第9巻)に「学問研究に資する英語教育に向けて」という論文を発表した。同論文において、コロケーション重視の英語学習方法に関する私見の一端を示した。 4. 分担者の山下は、British Association of Applied Linguisticsにおいてコロケーションに関する研究発表を行った。
|