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フィリピン財政改革のガバナンス研究

研究課題

研究課題/領域番号 18653011
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関神戸大学

研究代表者

片山 裕  神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (10144403)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード比較政治 / フィリピン / 財政 / ガバナンス
研究概要

最終年度には次の4つのことを実施した。
(1)文献調査:前年度に引き続き、フィリピンの一般紙、経済紙等、さらには政治・経済関連の文献を基に、今回の財政危機と改革の全体像を明らかにした。
(2)フィールドワーク:前年度に引き続き、有力政治家、経済テクノクラート、財界人、マスメディア関係者などに聴き取り調査を実施し、フィリピンの財政改革を阻むものが一体何であるかを可能な限り明らかにした。
(3)モデル(仮説)構築:今回の危機は、かつて一部シンクタンクが予測したような国家破綻といった深刻な事態には立ち至らず、フィリピン国家財政はある程度の「弾力性」を示した。もし、そうであるとするならば、フィリピン財政にはどのようなスタビライザーが内包されているかが明らかにされねばならない。それはおそらくフィリピン社会がもっているある種のガバナンス能力としか、とりあえずは表現できない。そうしたフィリピンの財政危機におけるガバナンス能力とは何か仮説的モデルを構築した。
(4)報告書の作成:以上の内容を盛り込んだペーパーを英文で書き上げた。これは今後数カ月かけてブラッシュアップし、神戸大学のジャーナルに公表する予定である。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 図書 (1件)

  • [図書] アジアの政治経済2007

    • 著者名/発表者名
      片山裕(大西裕との共編著)
    • 総ページ数
      300
    • 出版者
      有斐閣
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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