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ロシアの職業分類について

研究課題

研究課題/領域番号 18653019
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 経済統計学
研究機関富山大学

研究代表者

堀江 典生  富山大学, 極東地域研究センター, 准教授 (50302245)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードロシア / 職業分類 / 経済統計学 / 旧ソ連
研究概要

ロシアの職業分類に関する研究は,我が国においては皆無といってよい状況である。本研究では,ロシアの職業分類,特に旧ソ連時代から現在に至るまで利用されている全ロシア労働者職業・職員職務・賃金表分類(Obshcherossiiskii Klassifikator Professii Rabochikh,Dolzhnostei Sluzhashchikh i Tarifnykh Razriadov:以後,OKPDTRと略称)の生成史を解明すると共に,その具体的な運用が現在のロシア経済に与える影響を観察してきた。まさに,この研究は,我が国のロシア研究にあって,先駆的な研究になったと自負している。
この職業分類(OKPDTR)の生成史を,旧ソ連のテーラー主義導入および統一賃金表作成の歴史に求めるとともに,ロシアの国勢調査のなかで使われている職業分類を調査することで解明した。同時に,極端な職業の細分化によって,現在のロシア企業の人事管理や公共職業安定行政にどのような影響が現れるか,ロシアの市場経済化にともなって生じるべき「仕事の世界」の変容に対しどのように阻害要因となったか,などを,ヴォロネジ州国家雇用センターで得た詳細な職業別求人・求職データやヴォロネジ鉄橋社における企業調査において得た賃率表などを駆使して研究を進めた。
その成果は,ロシアの近年の職業構造の変化とともに分析した輪文「変化するロシアの職業構造」(『富大経済論集』第53巻第3号所収),およびロジアの職業分類(OKPDTR)の生成・発展および近年の改訂の歴史とともにヴォロネジ鉄橋社の賃率表をもとにした分析を披露した研究発表「ロシアの労働と職業の変容」(一橋大学経済研究所特別コンファレンス:2008年3月15日)において公表された。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 変化するロシアの職業構造2008

    • 著者名/発表者名
      堀江 典生
    • 雑誌名

      富大経済論集 第53巻第3号

      ページ: 49-78

    • NAID

      110006595569

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] ロシアの労働と職業の変容2008

    • 著者名/発表者名
      堀江 典生
    • 学会等名
      一橋大学経済研究所特別コンファレンス「ロシアの経済発展と中長期的展望」
    • 発表場所
      千代田区一橋学術総合センター
    • 年月日
      2008-03-15
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 変化するロシアの職業構造2008

    • 著者名/発表者名
      堀江 典生
    • 学会等名
      平成19年度第5回富大経済論集研究会
    • 発表場所
      富山大学経済学部
    • 年月日
      2008-01-23
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www3.u-toyama.ac.jp/cfes/horie/horieJ/Projects.html

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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