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青少年保護を目的とした有害メディア規制に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18653095
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関筑波大学

研究代表者

畔上 泰治  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (70184174)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2008年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード有害メデア規制 / 青少年保護 / ドイツ / メディア規制
研究概要

本研究は、青少年が日常において接する機会が増え、生活面への影響力が著しく大きくなっている電子媒体メディアをめぐる諸問題を、とりわけドイツの事例を主たる研究対象に分析し、現代の青少年を取り巻くメディア環境が持つ危険性とその対策の在り方、ならびに諸問題を明らかにしようとしたものである。
本年度はまず、インターネットや携帯電話を介したメディアに潜む危険の実情とそれに対する対策を、ドイツのフィルタリング制度を中心に検証した。即ち、jugendschutz.netを例にその取り組みを探った。また、コンピュータを介したオンライン・ゲームならびに音楽・映像メディアに潜む危険性を、ラップ音楽やビデオクリップ、DVDなどを例に分析し、同時にその対策に関する事例を探った。
また、三年間にわたる本研究を締めくくるにあたり、これまで得られた有害メディアに関する状況とその対策に関するドイツの事例を、近隣の高校生を対象とした模擬授業において紹介し、議論を行った(2008年7月)。更に、ドイツ連邦青少年有害メディア審査機関副所長Petra Meier女史を招き、大学生や研究者、一般市民を対象に講演会を実施し、インターネットや音楽・映像手段(CD、DVD)を介した有害メディア事例とその対策に関して討論を行い(2008年12月)、本研究の成果を日本の青少年や研究者との直接対話や議論という形式で公開した。
本研究はドイツの事例を中心にしたものではあるぶ、それは同様な問題を抱える現代日本社会にとっても大きな意義を有するものである。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 創り上げられた敵のイメージを剥ぐ-W.ラムスツス『人間屠殺場』に描かれた反戦思想-2008

    • 著者名/発表者名
      畔上泰治
    • 雑誌名

      Southern Review 22

      ページ: 15-28

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] ドイツの反戦少年文学-W.ラムスツス『人間屠殺場』に描かれた戦争2007

    • 著者名/発表者名
      畔上泰治
    • 学会等名
      沖縄外国文学会
    • 発表場所
      沖縄大学
    • 年月日
      2007-07-01
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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