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市場経済移行期のベトナムにおける大学教授法研修プログラムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 18653098
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関名古屋大学

研究代表者

近田 政博  名古屋大学, 高等教育研究センター, 准教授 (80281062)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードベトナム / 教授法 / 高等教育 / 教材作成 / 比較教育 / 教育学 / 教材開発
研究概要

平成20年度は、当科研費の最終年度として、2008年2月28日・29日にベトナムのホーチミン市国家大学社会人文科学大学(以下、USSH)で実施した「教育・学習セミナー」の成果と残された課題を比較教育学会(2008年6月、於:東北大学)の自由研究発表にて総括した。発表者はUSSHの客員として執行部と協同し、当セミナーの企画・実施を担当した。同セミナーに寄せられたベトナム人参加者の意見からはいくつかの特徴が読み取れる。第一は、「わかりやすく授業をしてほしい」、「優秀な学生をほめてほしい」「学生向けサービスを改善してほしい」など、日本の欧米の大学でもよくみられる学生の「顧客意識」と「受け身」姿勢である。ベトナムの特定大学における教員・学生のコメントでありながら、その大部分は日本の大学と比較しても大差ない。第二は、現状の授業内容・方法について教員も学生も多くの不満を抱えており、具体的な解決策を求めていることである。第三に、それにもかかわらず、大学側から満足のいく回答や対応をいまだ十分に得られていない。
また、ベトナムにおいて大学教授法セミナーなどを展開する上で、ベトナムにおける教育の現状を把握する必要があることが明らかとなった。そこで、平成20年度の大部分は2005年に全面改訂されたベトナム教育法の翻訳作業に費やした。同改訂教育法の日本語版は2009年5月に刊行予定であり、その詳細については平成21年度の日本比較教育学会(2009年6月、於:東京学芸大学)で発表する予定である。これにより、ベトナムの実情に即した大学教授法研修プログラムを開発することが可能となった。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007 2006

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] ホーチミン市国家大学における「教育・学習セミナー」の実施と課題2008

    • 著者名/発表者名
      近田政博
    • 学会等名
      日本比較教育学会
    • 発表場所
      東北大学
    • 年月日
      2008-06-29
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] ベトナムにおける大学教授法研修会の可能性と有効性2007

    • 著者名/発表者名
      近田 政博
    • 学会等名
      日本比較教育学会
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      2007-06-30
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 現代アジアの教育計画2006

    • 著者名/発表者名
      山内乾史, 杉本均
    • 総ページ数
      355
    • 出版者
      学文社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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