研究課題/領域番号 |
18653104
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
角替 晃 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60172045)
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研究分担者 |
戸波 江二 (戸破 江二) 早稲田大学, 法務研究科, 教授 (00155540)
川崎 誠司 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (10282782)
斎藤 一久 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (50360201)
渡部 竜也 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (10401449)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | カリキュラム開発 / 法教育 / 憲法 / カリムラム構成・開発 |
研究概要 |
今年度は、アメリカン大学ロースクールの憲法教育実践の調査研究を実施した。研究分担者の戸波、川崎、斎藤、渡部、研究協力者の武田芳樹(早稲田大学法学研究科博士後期課程学生)がアメリカン大学に赴き、調査した。当該調査では、プログラムの概要、ロースクール教育での位置づけ、ロースクール生による授業、学生の演習、高校生の参加による模擬裁判、コンテストなどについて調査を行った。調査結果に基づき、数回、研究会を実施した。 研究の結果、以下のことが明らかになった。当該プログラムは、高校生を対象としており、1クラスをロースクールの学生2名が担当し、1年または1学期を通して、週に3〜4コマ行うというのが通例である。また週1回のロースクールの演習で、今後の授業計画などについて打ち合わせを行い、それを授業にフィードバックするというシステムである。他のアメリカにおける法教育プログラムと比較して、顕著な特徴として、本プログラムでは、アメリカ合衆国憲法だけではなく、高校生に身近な少年法などの教授も含まれていること、通常の高校教師による授業とは異なり、"アカデミック"な授業を展開していることなどが判明した。 本プログラムの日本への応用可能性についても検証した。内容的には十分に実現可能であるが、法科大学院をめぐる教育事情からすると、東京大学法科大学院生による「出前教室」のような自主的な取り組みは別として、正規の授業としての実現は難しいと言わざるを得ない。しかし、社会科における法教育の実践的取り組みの一つとしては十分に意義のあるプログラムであると評価できる。
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