研究課題/領域番号 |
18656136
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
中井 照夫 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (00110263)
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研究分担者 |
前田 健一 名古屋工業大学, 工学研究科, 准教授 (50271648)
桧尾 正也 (檜尾 正也) 名古屋工業大学, 工学研究科, 助教 (00335093)
張 鋒 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (70303691)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 構成モデル / 異方性 / 弾塑性 / 応力履歴 / 要素試験 / 構造 / 三軸試験 / 三主応力制御試験 / 中空ねじり試験 |
研究概要 |
18年度に引続き単調および繰返し載荷時における提案モデルの妥当性と適用性を、要素試験で検討した。特に、本年度は3主応力制御試験や主応力軸の回転を伴う中空ねじり試験を中心に実施した。3主応力試験機を用いて行った、三軸圧縮履歴を与えた後の三軸伸張試験結果(正八面体面上のひずみ増分方向)と、ここでの考え方による計算結果を比較した。その結果、履歴がないときは必然的にひずみ増分方向は半径方向になるが、半径方向からずれる(応力履歴の影響)実測値の傾向をここでのモデル化で可能であることを示した。また、18年度に開発した構成モデルを用いた地盤の有限要素解析を行った。そして、開発したプログラムを用いてせん断試験の有限要素解析を行った。同時に、従来の定式化による解析も併せて行い、せん断帯の発生を含め解析で得られる変形・強度特性の差異を検討した。また、要素試験の実測結果とも比較し異方性の考慮の有無が解析結果に及ぼす影響についても検証した。さらに、3次元DEMによるmicroscopicな立場からのa_<ik>の妥当性の検討もあわせて行った。その結果、新たな修正応力の意義を明確にするとともに、地盤の支持力問題等への適用をはかり、上述の密度や異方性の考慮の仕方が地盤の応力・変形・破壊解析結果にどのように反映されるか検討を加えた。
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