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光ファイバーを利用した回転体のひずみ計測手法の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 18656256
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 船舶海洋工学
研究機関九州大学

研究代表者

吉川 孝男  九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (50380572)

研究分担者 前田 正弘  九州大学, 大学院・工学研究院, 助教 (70173713)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード光ファイバー / ひずみ計測 / 回転体 / 非接触 / 分光 / データ処理 / 光損失
研究概要

非接触部の光伝達損失を極力小さくさせる方法の開発
回転体のひずみ計測を行うには、通常はスリップリングなどの特殊な機構を用いることが必要であり、また計測点数が限られるなどの問題がある。そこで、本研究では光ファイバーを用いたひずみ計測方法の一つであるファブリーペロー式ひずみゲージを用いて、回転体のひずみを効率的に精度よく計測できる技術の構築を目指した。
H19年度では、ひずみゲージ部分から反射する光を分光処理して、共振する波長の複数のピーク周波数からひずみ量を計算するアルゴリズムを構築し、ファブリーペロー式ひずみゲージから得られる光データ(光スペクトル)を処理して、共振波長に関して最小二乗近似や標準偏差などの演算結果を利用することにより、分解能の比較的低い分光器を利用しても、十分な精度でひずみ値を算出できることを確認した。
次に、回転体を模擬した装置を用いて、回転相当部にファブリーペロー式ひずみゲージを貼付してひずみ計測を行なった。この計測では、固定部と回転部の間に光の空間伝送部分、すなわち非接触結線部を設けているが、コリメータレンズやカップラーと適切に配置することにより、回転体のひずみ計測が空間伝達を用いた結線方法で可能であることを実験で確認することが出来た。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 光ファイバーを用いた回転機器のひずみ計測手法の開発2008

    • 著者名/発表者名
      敷根 宏章、前田 正広、吉川 孝男
    • 学会等名
      日本船舶海洋工学会春季講演会
    • 発表場所
      長崎
    • 年月日
      2008-05-29
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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