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水素などの燃料ガスを発生する未発見微生物の高効率単離法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18658035
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 応用微生物学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

上田 岳彦  鹿児島大学, 工学部, 准教授 (80293893)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードマイクロ培養容器 / ガス産生微生物 / 燃料ガス / 微生物の単離
研究概要

平成20年度は、様々な環境(湖沼や湿地の堆積土、温泉や高塩濃度土壌などの極限環境)から採取した試料からのガス産生微生物の単離およびそのrRNA配列解析に成功した。
鹿児島県屋久島および口永良部島より単離したガス産生微生物株について、マイクロ培養容器を用いた単離法を繰り返し適用して単一株であることを確認し、合わせてガス産生能力についてもその再現性を得た。屋久島土壌については、サンプリング地点として、標高の異なる互いに10m以内に連続した72か所の標本地点からのガス産生微生物の単離を行い、その多様性を検証した。森林、湖沼、高地と環境が移り変わるに従い、ガス産生微生物株の多様性が連続的に変化し、特に多数のガス産生微生物が発見される特異な環境が存在することがわかった。これらの環境では、土壌中から分離可能な全微生物株のうち20〜30%がガス産生微生物であることも明らかとなり、ある特定の気候環境と制限された炭素源を有する環境でガス産生微生物群が優勢に分布できることを示唆している。マイクロ培養容器によるガス産生微生物の単離をこの特異な環境から重点的に行い、また同様にガス産生微生物群が優勢に分布する環境の一つである口永良部島の硫黄泉からも単離を試み、その16SrRNA配列解析を行った。屋久島土壌(標高:463m)から単離した株の16SrRNA配列はBurkholderia属trop ica(strain TNe-865)またはterricola(strain LMG20594T)と高い相同性を有するが、DDBJデータベース上既知のどの微生物とも一致せず、新規微生物として単離されたと考えられる。
この菌株は嫌気環境下でのガス産生を基にマイクロ培養容器の浮上により単離されたが、高度の増殖が困難なため、産生ガスの蓄積および微量の産生ガスの成分の定量分析を現在試みている。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2006

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 有用ガス産生微生物のスクリーニング法の開発2006

    • 著者名/発表者名
      井元 龍, 上田 岳彦, 古谷 祐太, 板原 俊夫
    • 雑誌名

      第58回日本生物工学会講演要旨集 58

      ページ: 221-221

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 多孔質マイクロスフィアを用いたガス産生微生物分離システムの環境微生物探索への応用2009

    • 著者名/発表者名
      古谷祐太
    • 学会等名
      第9回GSCシンポジウム
    • 発表場所
      東京都千代田区学術総合センター・-橋記念講堂
    • 年月日
      2009-03-09
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2025-11-18  

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