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ウェアラブルアグリロボットの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 18658094
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 農業環境工学
研究機関東京農工大学

研究代表者

遠山 茂樹  東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授 (20143381)

研究分担者 石田 寛  東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 助教授 (80293041)
荻原 勲  東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授 (80204113)
研究期間 (年度) 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワードウェアラブルロボット / 超音波モータ / 追従制御
研究概要

第一にウェアラブルロボットでサポートする動作を選定した。
そこでいくつかの農家を訪問し、実際に農作業に携わる方からつらい作業やサポートして欲しい作業などのヒアリングを行った。ヒアリングの結果をもとに、ウェアラブルロボットでサポートする動作を絞り込み、OWAS法という姿勢評価方法を用いて、それらの動作に対して上体、上肢、下肢の姿勢と重量物の保持や力のかかり具合の評価を行った。その結果、重量物を持ち上げる動作、イチゴの摘み取りなど中腰を維持する動作、枝の剪定など腕を伸ばした状態を維持する動作の3つを対象動作とした。
上記の動作をサポートするためにウェアラブルロボットの改良を行った。各関節部分の可動範囲の拡張と、アクチュエータを一時的に超音波モータとDCモータを併用した。DCモータ併用の理由は、安価で制御しやすいからである。モータと角度を取得するためのポテンショメータを用いて、人間が動く方向にモータを回転させるような追従制御を行った。人間が動き出したときにはモータは上手く追従するが、人間が動作を停止したときには、モータが人間の動きに追従していないので、今後この部分を改善する必要がある。
製作したウェアラブルロボットを農場に持ち込み、実際に農作業者の方にウェアラブルロボットを装着してもらい評価をしてもらった。若干の動作制限はされるが、動作には問題ないということだった。問題点としては、ウェアラブルロボットと人間の接触部に違和感を感じるということであったので、今後装着感という観点からも改良をする必要がある。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] パワーアシストスーツとその要素開発2007

    • 著者名/発表者名
      遠山 茂樹, 米竹淳一郎
    • 雑誌名

      精密工学会誌 vol.73,No.3

      ページ: 305-308

    • NAID

      110006224633

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Development of a Spherical Ultrasonic Motor with an Attitude Sensing System using Optical Fibers2007

    • 著者名/発表者名
      Tomoaki Mashimo, Kosuke Awaga, Shigeki Toyama
    • 雑誌名

      Proceedings of 2007 IEEE International Conference on Robotics and Automation

      ページ: 4466-4471

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 超音波モータを応用したパワーアシストスーツ2006

    • 著者名/発表者名
      遠山 茂樹, 米竹淳一郎
    • 雑誌名

      バイオメカニズム学会誌 vol.30,No. 4

      ページ: 189-193

    • NAID

      110006838829

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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