研究課題/領域番号 |
18659074
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
高橋 智 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (50271896)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | レトロウイルスベクター / RNAi / トランスジェニックマウス / 遺伝子ノックダウン / トランスジェニクマウス |
研究概要 |
(1)受精卵に対するウイルスベクター導入方法の検定 これまでの数少ない報告では、透明帯をタイロード液で除去した後にウイルス液に浸潤させ感染させる方法と、透明帯と受精卵の間の卵黄周囲腔にパッケージングしたウイルスを注入する方法が報告されているが、卵黄周囲腔にパッケージングしたウイルスを注入した方が効率が高いとの報告がある。そこで今年度は導入方法について検討した。サイレンシングを受けにくいモロニーウイルスベクターベースのレトロウイルスベクターでは遺伝子は、透明帯をタイロード液で除去した後にウイルス液に浸潤させ感染させる方法と、透明帯と受精卵の間の卵黄周囲腔にパッケージングしたウイルスを注入する方法の両方で、遺伝子がほとんど導入されないことが明らかとなった。GCDsapの遺伝子導入能力を確認するために、内部細胞塊と同様の性状を有するES細胞(129/Sv由来およびC57BL/6J由来)に蛍光タンパク質遺伝子を有するGCDsapを培養液中で感染させたところ、非常に効率良く遺伝子を導入すうことが出来た。従って現在のところ、1細胞期の受精卵でなぜ感染が起こらないかは不明であるが、胚盤胞期の受精卵にGCDsapをインジェクションする方法が有効である可能性がある。また、標準マウス系統であるC57BL/6JおよびNでレトロウイルスを用いた遺伝子導入を可能にするために、生殖細胞系列に伝達するES細胞を樹立するとともに、RNAiの検定が可能な蛍光物質恒常的に発現するC57BL/6J由来のES細胞を樹立した。研究計画(2)RNAiレトロウイルスを用いた遺伝子発現抑制の解析については遺伝子導入系が確立できなかったため、実施できなかった。
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