研究課題/領域番号 |
18659084
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
武山 健一 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 講師 (30323570)
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研究分担者 |
加藤 茂明 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (60204468)
高田 伊知郎 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助手 (50361655)
北川 浩史 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助手 (20345234)
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研究期間 (年度) |
2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 神経変性疾患 / ポリグルタミン伸長異常 / クロマチン / ヒストン修飾 / polyQ-AR |
研究概要 |
申請者はポリグルタミン伸長異常タンパクによるSBMAモデルショウジョウバエを用いた神経変性誘導を指標とした(1)分子遺伝学的アプローチおよび(2)生化学的アプローチによる候補因子探索と、(3)その性状解析からクロマチン構造変換機能異常によるエピジェネティック制御破綻への情報基盤を構築した。 (1)分子遺伝学的アプローチによる新規神経変性制御因子の探索 SBMAモデルショウジョウバエのpolyQ-AR誘導性の個眼神経変性を指標として、神経変性の変動が観察された25系統を単離した。中でも神経変性を顕著に回復する遺伝子としてRbfの同定に成功し、RbfによるE2F-1転写活性化を破綻させている事を見出した(Suzuki et al.,投稿中)。 (2)生化学的アプローチによる新規polyQ-AR相互作用因子の探索 クロマチン画分からのpolyQ-ARタンパク複合体精製はトランスジェニックショウジョウバエ個眼より精製後、MALDI-TOF/MS法あるいはLC/MS法にて同定する。その結果、ヒストンシャペロンやelongation factor、RNA結合タンパク等を同定した。 3 候補因子の性状解析とエピジェネティック制御情報基盤の構築 (1,2)で同定した相互作用因子のクロマチン構造変換能をヒストン修飾や構造、クロマチン構造変換能に着目した生化学的解析を行った。具体的にはヒストンアセチル化、メチル化、ユビキチン化およびリン酸化assay、MNase assay、クロマチンsupercoiling assayやdisruption assayによりin vitro系を構築した。これに必須材料となるヒストン八量体およびDNAとのクロマチン再構築は、HeLa細胞核抽出液およびrecombinant系を両者で整えた。
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