研究課題/領域番号 |
18659117
|
研究種目 |
萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
|
研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 (2007) 三重大学 (2006) |
研究代表者 |
鎮西 康雄 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 教授 (60024709)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
|
キーワード | マラリア / EST解析 / ノックアスト原虫 / 唾液腺 / スポロゾイト / 感染性獲得機構 / マラリア原虫 / ネズミマラリア / 感染機構 / ハマダラカ / 抗凝固分子 / 抗血小板凝集阻害分子 |
研究概要 |
この研究では、マラリアを媒介するハマダラカとネズミマラリアPlasmodium bergheiを用いて(1)マラリア原虫スポロゾイトはハマダラカ唾液腺の中で、ネズミへの感染性をどのように獲得しているか。(2)ハマダラカ唾液腺成分はスポロゾイトの感染性獲得にどんな影響を与えているか。(3)ハマダラカ唾液腺成分による感染関連遺伝子の特異的発現誘導はどのように調節されているか。を明らかにし、病原体と媒介者(ベクター)との関係、唾液腺の役割、生物媒介の本質を理解し明らかにするのを目的とした。今年度の研究により、スポロゾイトが皮膚や肝臓の類洞壁の通過、肝細胞への寄生に必須の分子(SPECT1、SPECT2,CelTOS,Pb36など)が唾液腺の中に入ってから発現することお確認した。更に免疫組織化学や免疫電顕により、唾液腺でのこれら感染関連分子の蓄積誘導の経過および蛋白の局在を明らかにして,唾液腺内での感染性獲得の経過を解析した。中腸オオシストから回収したスポロゾイトに対し、in vitroの系で、唾液腺成分が上記の分子の発現を誘導できるかを検証した。しかし、上記の分祀のinvitroでの発現について明確な結果は得られていない。
|