研究課題/領域番号 |
18659350
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
本田 浩 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (90145433)
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研究分担者 |
畠中 正光 九州大学, 大学病院, 准教授 (40253413)
薮内 英剛 九州大学, 大学病院, 講師 (70380623)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 大腿骨頭壊死 / MR / 緩和時間 / 拡散 / 血流 |
研究概要 |
1.5T-MRI装置を用いて、Spin Echo法にてEcho timeを変化させて(Repetition time2000msec, Echo time 20-120 msec)、大腿骨頭にRegion of Interest(ROI)を設定し、ROIのSignal intensityの変化を以下の数式にfittingし、T2緩和時間の測定を行った。SI=Me-(TE/T2)SI: Signal intensity M:Spin density TE: Echo time T2:T2緩和時間 頭側の総腸骨動脈に対しSaturation pulseを印加した場合と印加しなかった場合とでT2緩和時間を比較検討した。 Saturation pulseを印加しない場合では、T2緩和時間は77.6±4.4 msecであったが、大腿骨頭の上下にsaturation pulseを印加した場合は、75.6±5.2msecと、T2緩和時間は2msec程度短縮した。(p<0.05)しかしこの差は小さく、T2緩和時間の2.5%程度であり、計算上は有意差を認めたが、画像から視覚的に両者の差を判断することは困難であった。 緩和時間の差を用いる方法では、差はわずかであったので、弱いMotion probing Gradient(MPG)を印加して、Diffusion Weighted Image(DWI)を撮像し、Apparent Diffusion Coefficient(ADC)の違いから、血流(perfusion)の違いを検出する方法を試みた。3.OT MRI装置を用い、血管造影検査時の止血用具にて片側の外腸骨動脈の圧迫前後で、弱いMPGを印加してDWIを撮影しDWI上の信号強度変化,ADCの変化を計算した。結果は予想とは逆に、圧迫が無い状態、つまり血流(perfusion)が多い状態の方がDWI上での信号減衰が弱くADCが小さな値を示す傾向にあった。B0,B1の不均一に伴う骨髄脂肪信号の抑制不均一などの影響があるのかもしれないと考えられるが、詳細に関しては更なる検討が必要と考えられる。
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