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心血管系組織再生を目指した生体内バイオリアクターの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18659398
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 胸部外科学
研究機関東北大学

研究代表者

川本 俊輔  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (20400244)

研究分担者 田林 晄一  東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90142942)
本吉 直孝  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (40375093)
研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード再生医学 / バイオリクター / 循環器・高血圧 / バイオリアクター
研究概要

本年度は、昨年度までの実験結果をもとに、ビーグル犬を用いて本格的な実験を開始した。まず、ビーグル犬の背部皮下を剥離し、体外式心臓用ペースメーカーと刺激電極を用いて広背筋と肋間筋で、筋肉刺激モデルを確立した。
広背筋刺激では収縮振幅が小さく、また筋肉自体の面積が広いためゼラチンシートを固定した場合、全て一つの筋に固定される形になってしまうため、ゼラチンシートに短縮される刺激が加わるのみで、牽引される動的刺激が加えられなかった。そこで、ゼラチンシートの一辺を肋骨に接する結合組織に固定し、他方をその肋骨より離れた肋間筋もしくは前鋸筋に固定し、その筋組織を電気刺激することで、有効にゼラチンシートに牽引刺激が加えられるモデルを確立した。
ビーグル犬の背部皮下を剥離し、両側胸部へ剥離を進め、肋骨と肋間筋を同定し、そこへ肋間をまたぐように左右一枚ずつゼラチンシートを固定した。左側の肋間筋には刺激電極をさらに縫着し、ヒト用植え込み型心臓ペースメーカーに接続し、刺激を開始した。電気刺激の条件は、通電時間10ミリ秒、電圧7.5V、通電回数60回/分とし、ペースメーカー本体も離れた皮下に埋没した。右側のシートは対照群として、電気刺激は行わなかった。植え込み後一ヶ月で標本を周囲組織とともに摘出し、病理検査に提出した。現在、利用できるペースメーカー本体の個数が限られているため、継続的に実験を行い、病理組織学的検討を行っている。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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