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センチネルリンパ節を応用した新しい肺癌化学療法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 18659400
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 胸部外科学
研究機関秋田大学

研究代表者

小川 純一  秋田大学, 医学部, 教授 (20112774)

研究分担者 南谷 佳弘  秋田大学, 医学部, 准教授 (30239321)
河合 秀樹  秋田大学, 医学部, 講師 (20291271)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード肺 / 高分子化合物 / センチネルリンパ節 / 化学療法 / 肺癌 / リポソーム / ドラッグデリバリーシステム
研究概要

センチネルリンパ節の概念が提唱され,乳癌や悪性黒色腫などに対する手術で,センチネルリンパ節の概念がリンパ節郭清の省略に臨床応用されている.私ども成果も含めて肺癌にもセンチネルリンパ節が存在することが明らかになっている.一方,肺癌で縦隔リンパ節まで転移がある場合の5年生存率は30%未満であり,ガイドラインによると,N2症例の外科治療の意義は確立されておらず手術を勧めるだけの根拠が明確でないとして「グレードC」に位置づけられている.そこでこの研究では転移が起こる可能性が最も高いセンチネルリンパ節をターゲットとして局所に高濃度の抗がん剤を,副作用を発生させないように,選択的に投与する方法の開発を目指した.当初リポソームの使用を考えたが,温度感受性高分子ポリマー(ポリイソプロピルアクリルアミド)の方が生体内で安定していることが明らかとなった.そのため慶応大学工学部の研究室と適度な温度で抗がん剤の放出が可能となる温度感受性システムを開発中である.この研究はこの期間内で完成できなかったため,新たな科研費基盤研究B「磁界印加を引金に薬剤を放出する機能性微粒子を用いた癌治療戦略」を得て,継続予定である.

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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