研究課題/領域番号 |
18659434
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 耕三 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (60126133)
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研究分担者 |
緒方 直史 東京大学, 医学部・附属病院, 特任助教 (10361495)
山内 敏正 東京大学, 医学部・附属病院, 特任准教授 (40372370)
原 慶宏 東京大学, 医学部・附属病院, 助教 (00422296)
村上 元昭 東京大学, 医学部附属病院, 医員 (50396751)
深井 厚 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (20422298)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2008年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | レジスチン / アディポカイン / 骨代謝 / 関節炎 |
研究概要 |
1)レジスチンの発現を、マウスの長管骨における発現を各成長段階で免疫組織化学染色で検討し、破骨細胞での発現を確認した。各成長段階での発現量については明らかな相違はなかった。 2)生後4週齢、8週齢のレジスチンKOマウスと同胞WTマウスの長管骨、椎体において放射線学的、組織学的解析を行った。これまての12週〜24週齢のマウスでの検討と同様、レントゲン、マイクロCTおよびDEXAによる骨密度測定において明らかな有意差を認めず、組織学的にも骨芽細胞、破骨細胞とも明らかな機能異常を認めなかった。骨組織形態計測についても明らかな差は認めなかった。さらに、KOマウス、同胞WTマウス由来の骨芽細胞培養系において、増殖能、分化能、基質合成能、石灰化能の検討を行った。増殖能についてはMTTアッセイで評価したが、明らかな差はなく、各種分化マーカ一遺伝子、von Kossa,Alizarln Red染色などの染色性の比較検討においても明らかな差は認めなかった。 3)性ホルモン欠乏状態でのレジスチンの影響の検討をすべく、卵巣摘出後のメスマウスの骨組織評価をレジスチンKO,同胞WTマウスで行ったが、放射線学的にも、組織学的にも明らかな差は認めず、骨形態計測による動的指標についても明らかな相違を見出せなかった。また、老化による骨組織への影響として52週齢のオスマウスについてKOマウス、WTマウスを上記卵巣摘出モデルと同様に放射線学的、組織学的評価を行ったが、明らかな差を認めなかった。また、血液中の骨代謝マーカーについても検討したが、明らかな同胞野生型と比べ明らかな差は認めなかった。 以上、レジスチンは破骨細胞系において発現を認めるものの、ノックアウトマウスによるin vitroでの解析およびそれに付随するin vitoroの解析においては明らかな骨代謝への関与は認めなかった。
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